学校と教員のカタチは変われるのか?

こんにちは。ざまたかです。「スキ」してくださったみなさま、ありがとうございます。(アタクシ、ここで「さすがの猿飛」とか「クリーミィマミ」の主題歌が浮かぶ世代です)まだnoteの仕組みにならない上に、わりと呟きっぱなし系なので、リアクションが遅いのですが、読んでいただいて嬉しいです。

前回の投稿で、なんと一番衝撃的だったことを書きそびれました。後から気がついて地団駄を踏んだので、続きとして書きます。

息子と行ったN高校の見学では、ネットでの学習の仕方、通学コースの通学の仕方、行事や部活についてなどを一通り説明していただきました。その流れで「本校にも担任制度がありまして」と説明されました。ふむふむ、と聞いていたら 

「担任は授業を持たずに、生徒とネット上でやりとりしたり、進路に向けて得意なことを引き出したりするんです(いわゆるコーチング)公立の先生は大変ですよね、授業をして担任も持って」


と言われたんです。いや、ちょっと考えたら分かるんです。授業はもうアプリになってるんですもの。キャンパスにいる先生はいわゆる「チューター」みたいな大学生のお兄さんお姉さんなわけだし、そしたら担任の先生の仕事は生徒とのコミュニケーションってことになりますよね!!!

え?求人ないですか?私それやりたいです。(心の声)


息子の今の学校は公立高校です。生徒さんたちがのびのびとしていて良い学校だと思います。息子も友達は大好きだし、部活も好き。でも、今回のことで意外だったのは、彼がどの先生とも深く繋がっていなかったことでした。臨時休校の影響で、担任の先生と顔を合わせたのは6月になってからだったし、学年が上がって教科の先生も随分変わったようでした。部活の顧問の先生ともあまり話したことはなく、「相談したい」とか「会いに行きたい」と彼が思う大人が学校には一人もいなかったのです。(元気だったので保健室にも行ったことがなかったし)先生方の方も休み続ける彼のことを知らなくて「どんな子なの?」あちこちで言われていたらしいです。リアルで顔を合わせているはずなのに、なんだか関係が薄い。ネット上でのコミュニケーションやネットを使った授業は「対面の代替品」という感覚がどうしてもがあったのですが、もう別物として発展しているのかもしれません。

N高校は「高校教育」の要素を因数分解して、今までの学校のあり方や生徒と先生の関係性について問いかけているのかもしれません。「学校や教員のカタチは変われるの?うちは変えちゃったよ?」と。






 



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