サイババとミカエルはかく語りき 2 後編
前回からのつづきです。
※お食事中の方はごめんなさい、な内容です
さて食材の準備が整い、いよいよ本格的なパンチャカルマに入ったのが14日。
まず午前10時からアーユルヴェーダ医師の及川先生の問診があり、最も重要な三日間に使う浣腸液の内容物レシピが決まり施術開始。
服を脱いでT字帯という呼び名のふんどし一丁となる。
アーユルヴェーダでは男も女も多分全てのクライアントはこのふんどし一丁で施術を受けるのだ。
ほぼ陰部だけを薄い布で覆っただけの全裸の61歳男性の裸体をふたりのやさしいミドルエイジ女性施術師さんに晒す日々なわけだ。
やさしいミドルエイジ女性施術師さん二人のきめ細やかな手技によるアビヤンガ、シロダーラ、スウェーダナとこなし、いよいよ一発目の浣腸ニールハバスティを注入される。
内容物の詳細は聞かされていない。
しかし「腸内の老廃物、堆積物を削り取るような効果がある」と、とてもやさしい細やかな気遣いを常にしてくれるミドルエイジ女性施術師さんから聞かされる。
量は800ml。800cc。
普通のミネラルウォーターのペットボトルの量が500mlだから、腸内に入れる量としてはかなりの量だ。
もちろんだがこの浣腸薬液の量はクライアントの体格などに応じて調節されるのだが、わたしの場合は最大量とのことだった。
いま振り返るとこのときの浣腸がいちばんきつかった。
お腹は激痛、腸内に溜まっていたものたちは無限に出るのかというくらい何回となくドバドバ出るし冷や汗ダラダラ。
もちろん注入後10分間我慢するなど到底この段階では無理で注入完了と同時にトイレに行って30分くらい細やかな気遣いを常にしてくれるミドルエイジ女性施術師さんが用意しておいてくれた湯たんぽをお腹に抱えながら呻いていた。
嵐のような排泄タイムがやっと終わった後、マグカップ一杯の重湯を飲み、施術ベッドへ戻り軽いオイルマッサージを受けてから、やっとシャワーを浴びて全身のオイルを洗い流しクリニックを出て、一旦アパートメントへ戻って休憩タイム。
疲れ果ててほとんど食欲もなかったが、体力がつづかないからという忠告を聞いて、和風たまご雑炊をつくり軽く食す。
水が飲みたいが、我慢して温かいクミン茶を飲む。
そして再び祐天寺駅前近くのアパートメントから徒歩7分くらい、駒沢通りのデニーズ前の横断歩道を渡り、左折して午後3時後半の施術がスタート。
またまたアビヤンガ、シロダーラをやって、今度はオイル主体の浣腸マトラバスティ80ml。
若い女性看護師さんの優しい手つきで肛門に潤滑剤が塗られ、カテーテルが腸の中へ。
午前中の浣腸に比べれば量が少ないので、楽といえば楽だが、カテーテルを腸に差し込まれると自然に肛門に緊張が入ってしまう。
全て注入されるもこれもなかなか慣れずにすぐにトイレに駆け込む。・・・嵐の排泄タイム。
数回のドバドバを経て、シャワーを浴びて、軽いマッサージを受けて、生姜入りの温かいお茶をいただいて、すべての施術が終わったのが17時半すぎ。
もはや意識朦朧、体力消耗マックス。アパートメントに帰り、しばらくベッドでぐったりするも、眠ってしまってはいけない。
シャワーを浴びて、雑炊食を食べなければならない。
その後20分程度のウォーキングが課せられているのだ。
そして22時前には就寝して朝6時前には起きて、朝のウォーキングと瞑想をしなければならないのだ。
しかしどうにも眠れない。
眠れないことは自宅の時からわかっていて、及川先生からも眠れない時は睡眠導入剤を服用して、と言われていたので、事前に市販の睡眠導入剤を用意していた。
ベッドに入って1時間以上経っても眠れないので早速睡眠導入剤を服用。
30分くらいしたら眠っていた。
つづく
■たんたん糸島スケジュール
〇クリスタルボウル瞑想会11/25(土)、12/8(金)、12/17(日)満
クリスタルボウルの音とバイブレーションを浴びながら、
たんたんによる誘導で瞑想をおこないます。
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〇11/26(日)鉱物術教室2 基本のクリスタルヒーリング
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