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333メートルのランドマーク。

台風が来ている。
東京は雲の流れが早く、雨が降ったり止んだりを繰り返す。

見上げた空が先日見た映画「天気の子」のようだと
思いながら歩き進めていく。

東京はお隣さんなので何度も行っているが
26年間1度も行ったことがなかった場所があった。

東京のシンボル的存在。

東京タワーだ。
遠目にはみたことはある。
けれどもいつか行くだろう、と思って過ごしていたら気がつけば四半世紀を超えていた。
(ちなみにいうとスカイツリーも行ったことない。)

それがたまたま近くに来る機会があったので
初めて近くまでやってきたのであった。

遠くから見ていたときは小さく感じていたけれども
下から見上げると圧巻だ。

ほかのタワーには今まで登ったことはあるが
色味にあたたかみがあって
ローカル感を感じるタワーはほかにあるだろうか。
昔ながらの東京を表しているような気がした。

登ってみようかとも思ったけど見上げて満足してしまったので次の機会にする。
また来よっと。

駅までの帰り道、湿った空気に運ばれて聞こえる音楽と食事の匂いに近くで祭りをやってるのではと近づいてみる。

祭りではなくナイトプールのBGMとビアガーデンの香りにだったことに気づいたのは近くに来てから。

今年はお祭りに行けていないなぁと落胆しながらも
曇天に浮かび上がる赤と白の東京タワーをバックに帰る帰り道なのであった。

#日記のようなもの #エッセイ
#夏の思い出 #東京タワー #東京さんぽ



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