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傑作のジョーク


顔半分眼球の役人が云う「あんたの存在を証明しろ」と

最初のこの歌詞を聴いた時からずっと魅了されてます。


聴く度に天才だなぁと思う。歌詞オタクだから歌を文章として読んでみたりするのが好きだし、何かと深く捉えたくなってしまう。


「ぐるぐる回転木馬が廻っている
偏見や不条理や忍耐を乗せて
絵空事みたいに歌える自分は何だろう
そのチケットを棄てる度胸もないくせに

嗚呼、回転木馬が廻っている
ありがとうもさよならも届かない場所で
衣食住性眠喜怒哀楽のキラキラが
「ここにいるよ」の合図みたいに見えた」



生きてる中で何かに縋りたくなることがあります。
そういうときに聴きたくなる歌です。
独特で何となく寂しさを感じるこの雰囲気に酔っているんだと思います。
どこの歌詞をとっても好きなんですが最後の傑作のジョークが好きです。鬱持ちの私としてはなんとも言えない感情になるのですが、世の中はこんな世界で溢れてるんだとなと絶望のような面白さのようなものが感じられて私は好きです。


最後に傑作のジョークをひとつ
人生に行き詰まったある男が、
精神科に救済を求めて云う
「何をしても笑えやしないのです」
「忙しない暮らしに疲れたんだね。
評判の道化師を観に行くといい」
先生、お気遣いありがとうでも、その道化師の正体は僕なんです






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