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毎日も男の俺が弁当なんて作れないと思ってた
#挑戦してよかった 「明日から夏休みだから、子どものお弁当毎日作らなきゃ」と、妻が憂鬱そうに言う。「あ、そうなんだ。(大変だね)」と、言いかけたとき、これ言った…
デジタル化がもたらした完璧なプレイリスト
#デジタルで変わったこと 家も貧しくCDコンポもMDコンポも買ってもらえなかった中学の頃、わたしは音楽をカセットテープにダビングして聴いていた。カセットテープはTDKの…
積読とリーディングチャンス
#うちの積読を紹介する
積読をぜったいに許さない人がいることをSNSで知り、積読そのものに悪いとか良いとかそういう判断がつきまとうことに少なからずショックを受けた。
というより、未読本?というのは個人的には「読みたいものリスト」と同義なんだけど、それが「積読」と呼ばれていることに感心したりもした。
そもそも積読って、読みたいものがあるから、それを保管しておく行為ですよね。
読んでいる本があった
毎日も男の俺が弁当なんて作れないと思ってた
#挑戦してよかった
「明日から夏休みだから、子どものお弁当毎日作らなきゃ」と、妻が憂鬱そうに言う。「あ、そうなんだ。(大変だね)」と、言いかけたとき、これ言ったらマズいやつかもなと言葉を飲み込む。しばらく逡巡して、「俺、弁当つくろうか?」と、思ってもない、いや、半分くらいは本気で思っていたのかもしれない…。でもどちらかといえば、弁当を作る作らないよりも、憂鬱そうで、なんとなく不機嫌そうな妻を少し
デジタル化がもたらした完璧なプレイリスト
#デジタルで変わったこと
家も貧しくCDコンポもMDコンポも買ってもらえなかった中学の頃、わたしは音楽をカセットテープにダビングして聴いていた。カセットテープはTDKのハイポジテープ(DJ-2 60)がお気に入りだった。当時好きだったGLAYというバンドがCMしていた。お小遣いの大半をレンタルCDショップに費やした。予算不足のときには友達とショップにいき、ひそかに借りてほしい音楽の良さを力説し
PERFECT = HAPPY? ヴィム・ヴェンダース「PERFECT DAYS」
大好きな映画監督のヴィム・ヴェンダースの最新作をU-NEXTで視聴。彼の作品はパリ・テキサスやベルリン〜天使の詩など人間味あふれる作品が多い。
今回観た「PERFECT DAYS」も東京の公衆トイレの清掃に従事する平山という人間の生活を注視した映画であり、人間味あふれるというよりは、人間味しか感じない映画でもあった。
この平山の面白いところは生活のルーティーンにも現れる。
ちなみに以下の文章
「記憶にございません!」 三谷幸喜
憲政史上、最も自由な総理。総理の恩師からの言葉に、ぐっときた。
記憶をなくすということは、たしかに人格が変わることだ。
記憶というしがらみから解き放たれることは「自由」といっていいのかもしれない。だけど、それは君たちは「記憶」に縛られているんだよという揶揄のような気もしてならない。
人の本質というのは「記憶」だと思う。私たちは、「目」からの情報に大半を縛られている。だからなのか、記憶が同じで見た目
「ベルリン、天使の詩」 ヴィム・ヴェンダース
抽象的な映画だった。こんな作品も楽しめる年になったんだなとしみじみ。
天使は天上から人々を見ているイメージだけど、この映画の天使は高いところから見下ろすにとどまらず、図書館にたむろし、人の目線の近くまで下りてきては、人々の内なる声に耳を傾ける。
どんな感情をもって人々の声に寄り添っているのだろう?
そこのところが最初のうちは今ひとつ理解できないけれど、時間が経つうちに何となく感じ取ることができる