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第45回_2024年度耽楽的音声記録的総括(3)__2024.12.30―31

片倉洸一の耽楽的音声記録
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1→https://note.com/tanraku_record/n/n946a95328bc5
2→https://note.com/tanraku_record/n/n2c9d6ef5e521

1,2で話して色々と解き放たれた気分で始まる3区切り目。音楽についてすぐに終わると思って話しながらも意外と長い事に気づく。そして後半になるにつれて舌が回り、謎の高揚感によって今年最後に自分なりの見解に至る。

ギリギリ2024年12月31日23時台に3分割の音声記録をアップロードできて妙な達成感。

1:耽楽的楽曲総括2024
紹介した楽曲一覧
https://note.com/tanraku_record/n/n222edff3c3e7

・The Dead Brothers「Diamond Mind」について話したのがもう1年前という事に驚き
・2024年度のBANDCAMPでの購入楽曲はアルバムシングル入れて19個という微妙な数をざっと振り返る(一部名前を挙げてない曲もあり)。
・音感で買ったfurv、Daudi Matsiko ジョイディビジョンの21世紀版みたいなDesmond Doom
・2019年の「Lunar Falls」に惚れて超期待していたSulduskの新アルバム「Anthesis」の微妙な感じに落胆したのを思い出す。
・以前紹介のMarie Loise「Glun la EP」とMeagan Aversa「Blood Moon」はやはりいい出会いだった。
・1曲目の「(flower man theme)」」に期待したがそれ以降の曲は微妙というNoblle Hunterを彷彿とさせるdrug bug
・これもジョイディビジョンの21世紀版的な雰囲気のall under heavenの「What Lies Ahead Of Me」もしれっと購入。
・音楽歴の古い記憶を振り返って購入したDälek「Speak Volumes」(ジャケットの不気味さも〇)
・New retro waveというジャンルとの何気に古い接点を想起させるpartubator「Sexualizer EP」はもちろん某ゲームをやってから購入。
・「a hiding place」に惹かれ、今年発売のアルバムも見事に雰囲気と方向性が一貫しているCancer Houseの「demos」も良い。
・今年急に現れて異様な多作ぶりを見せるドリームポップ感満点のcopperplate「contentment」も正直同じような曲が多いが最初の曲はかなり良い。
・微妙だと思っていたDim Grayの2作目アルバムから「Aablus in time」だけ購入。相変らず彼らも一貫した姿勢で安心。
・年末滑り込みで買ったのはこれまた懐かしのTesla Boyの「Split」。
・Z世代こそBANDCAMPを利用すべきなのでは。音楽の荒野、BANDCAMPで自分だけの楽曲達との出会いを求めて彷徨え!

2:中古DVDと読んだ本たち
・「最終絶叫計画」や暑い夏に「フォーリング・ダウン」、その他配信されることはなさそうな西部劇の中古DVDをブックオフで買い集めました。
・今年の読書は異様に多め―1年どころか転職してからの5か月程度で約20冊読む事に成功。片倉基準ではかなりの多さ。
・電車通勤の必携品としての本という意識―興味を待つ以前に「次の本を探さねば」という必要性から次の本を探る気になる循環
・片倉的2024年の本―やはりソースティン・ヴェヴレン「有価階級の理論」。分野外でありながら偶然出会い、その上極めて面白い価値観を学べたのは間違いなく古本探索をしなければ無理でした。

3:この総括を踏まえた見解
・自分がいかに孤立しているか再認識
・竹田ダニエル本からのヒント―他者や世界に向かう前提としての自己存在に対する理解を添わせる必要性があるのでは
・嫌悪する軽薄な連中への態度の再考―軽薄さのみで全否定して切り捨てていては人間関係が狭まり、ますまる孤立するのみ。結局「ほどほど」の距離感での関係が必要になるのだが…
・総括的見解―仕事は人生の全てではない。友人や他人との人間関係も全てではない。かといって必要ではあるがそれらに向かう自己存在、≪自画像≫の形成を前提として重視してこそ。それは他人を考える上でも同様。軽薄な奴らも連中なりに「セルフケア」のやり方としてあの態度なのではないかという理解を始めねばならないのかもしれない。
・軽薄な奴らへの態度の再考―そもそも軽薄な連中は俺の事は何とも思ってない故に関係の再構成も楽とも言える。
軽薄な連中への見解は
https://note.com/tanraku_record/n/nff7e14b7852e
・片倉的な哲学用語を乱用しながらの結論―模索や批判、再構築を向けるべきは他人ではなく自己存在なのではないか。

・語り終えて謎の達成感とまだまだ休みがある嬉しさ

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