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都会のキリン

気になる・・0101【選-41】2005年4月13日 (水)

 アフリカ南部・ナミビア共和国には、砂漠に住むキリンがいる。草原で暮らすキリンより一回り小さく、背の高さは約5m。体の色もやや薄く模様も違う。と、ここまではテレビで見たことの受け売り。
 東京砂漠・・ではなく、大阪はビル街の一角に、キリンの親子が住んでいる。背の高さは推定約20m。ゴジラよりは小さいがキリンの中では世界最大級であろう。性格は大人しい。いつも足元で遊ぶ幼稚園の子供たちをやさしく見守っている。
 今の境遇にさして不満はないが、都会の生活で困るのは、動こうとすると電線が首に引っかかること。さわるとビリビリッとくる。砂漠でライオンに出会うのもこわいが、電気は身体に悪い。

子キリンが触らないように気を付けないとね

【気になる】シリーズは散歩の途中に見つけた、何でもないようなものを何とかして面白がってみようとする、写真と小話のコラボ企画です。
『tanpoPost』に2004~2011年にかけて不定期連載した投稿記事から、ランダムに【選】としてご紹介します。お付き合いいただければ幸いです。
※なお当時のWEB環境の関係で画像が小さく見づらい場合があります。ご容赦ください。

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