「ヒチ」
気になる・・0082【選-33】2005年2月12日 (土)
大阪弁はしばしば「サ行」が「ハ行」に置換する性質を持っている。
「山田さん」が「山田はん」になったり、「考えときましょ」が「考えときまひょ」とか。この「ヒチ」も、サ行ハ行置換化のケースで、「シチ」=「質」です。大阪人にとっては常識ですね。つまり質屋さんの屋号が三和、「三和質店」(「さんわ」と読むのか「みわ」と読むのかは不明)。
昔は、「うちは、大和の裏の三和ですわ」とかシャレてたのでしょう。大和銀行は「りそな」に変わり三和銀行は「UFJ」になったが、三和質店はどうするのか、様子を見ているところ、ですかね。
※追記(2024.6)
UFJ銀行は現在合併して「三菱UFJ銀行」となっている。ということを確認するためにネットを見ると、なんとこの銀行の現在の頭取は「半沢さん(半沢直樹ではなく半沢淳一)」であった。小説みたいな現実というのはホントにあるものです。