当事者の心の鍵があく時って?
複雑に凸凹している当事者の心の鍵穴に、正統派のストレートな鍵を差し込んで、🗝🔑🔐「正しく善意で心配してアプローチしてるのに、なぜ?心のドア🚪を開けないのだ?」みたいな時がある。そんなジレンマが治療や支援やセラピーの現場であるとしたら、凸凹した複雑な鍵穴のある誰かさんの心のドアを、同じ複雑な凸凹を持った経験のある人の闇や毒を含むネジくれた鍵が、ピッタリはまり、心の鍵を開けたくない誰かさんの心の🔑が、カチャリと開くことが、時にはあるのかもしれません。
ただ、そんな当事者の凸凹した心の鍵を医療や福祉のチームへの協力として、差し出したとしたら、仕事チームというヒエラルキーのある仕組みの上では、ボランティアベースの潤滑油(要するに、専門家より格下の当事者レベルだから出来るタダ働き行為)とみなされることが多いし、ボランティアベースのフラットなポジションでない、ヒエラルキーの一員としての正しい善意の鍵の仮面をつけると、けして、その心の鍵は開くことはない。むしろ、扉を開かないよう、木の棒など打ちつけて、扉が開かないように強化するかもしれない。自尊心を守るために。
その意固地な自尊心を明け渡さない人に、奴隷やロボットになりたくない意思や可能性を感じるのは、めんどくさいことなのだろうか?自分は、その意固地さが、リソースになったのだけどな、、、と、通じる人にしかわからないことを、反芻する牛状態な自分です。
公認心理師資格を取れて、そんな多職種チームの末端に加えてもらえば、心の鍵を使いドアをあける潤滑油ボランティアにも、人権がもらえるのかしら?そうだとよいな、、、と思う。
言葉が浮かんだので、忘れないうちに、メモ📝書き。
私自身、医療や支援やセラピーを受ける時の自分ルールが出来てきています。
●公的で正統派な支援や援助は常識にのって定型的に受ける。行政や医療の制度を通して受けるサービスのメリットも多いので、痒いところに手が届くところまで、過度な期待はしすぎない。集客や顧客の囲い込みなどする必要のない職種の方たちによる公平なサービスが多いので、支出面は安心。無料の電話や対面の相談などでも、一定の資格保持者を揃えていて、サービスの質は安定し、関係機関との連携もしているので、悩みや困りごとで動きが必要な際、公や医療が入ることで、連携機関への重要性、信用性が増す。
●悩みや困りごとの専門部分は、調べてその専門職や経験が多い人や勘で相性がよさそうとピンときた人に受ける。それなりの対価を取るところも多いので、お試しをして、納得の上で支援を受け、ニーズと違うと思ったら、キャンセルする勇気や決断も必要。
●核心の痒い部分に手が届く複雑な凸凹当事者な悩みは自助グループや当事者にしかわからない鍵穴部分がわかる当事者性と専門性あるカウンセラーや援助者の支援が効果的。
自助グループは、わかるわかるな共感に癒されて情報交換もできるが、さまざまなレベルの人のごった煮だったりするので、人の悩み沼に引きづり込まれない線引き力が必要。
当事者カウンセラーや支援者でも、全く自分と同じ当事者ではなく、違う部分もあることを踏まえ、当事者経験のシェアの勇気料、凸凹経験値スキルによる知恵のお裾分け料金として、対価を払う気持ちを忘れてはならない。
という風に、30代の妊娠出産子育てで、1人では抱えきれなくなった悩みへの対処からスタートした都会ならではの多様な援助の受け方スキル、勉強しながら覚えた、効果的に助けてもらうためのスキル、何箇条かの自分ルール経験値が心の中にできています。
この適切に必要な助けをえるためのスキル個人の当事者経験値は、公的な一般的総合的な仕事の場では、自分がたりを含む主観的な内容になってしまうので、その仕事での役割や範囲を逸脱する恐れもあり、なかなか、恥ずかしく言い出せない(今の職場は、少人数で市民的家庭的なので、仕事しやすいよう理解し合うための潤滑油として、なぜ職務経歴にないのに。そうゆうスキルを知っているのか納得してもらえるよう、業務以外の休憩時間に当事者経験を、業務の必要に応じてだけ語るようにしています()。でも、つい、あー、仕事の役割や範囲はここまでだけど、プラスアルファでこうしたら、効果的なのに、と、心の独り言で、牛のように反芻したまんま、スッキリしない気持ちを抱えてしまうのが、エネルギー的に、溢れた母乳を捨てるような感覚です。
個人の当事者経験で、足掻いてきた中で、インプットし乗り越えてきたことは、知識だけでない生きた知恵になっているので、仕事に生かせるようにした方がよいのはわかるが、その方法は、前例やマニュアルがあるわけでなし、トライアンドエラーの試行錯誤あるのみです。
痒いところに手が届く当事者凸凹部分を扱える仕事が出来ればいいなという気持ちはあれど、個人の出来ることには限界があるのも知っているから、公平で常識的なサポート、専門のサポートなどの有り難さや良さ、メリットも知った上で、当事者凸凹部分を扱える人として、福利をもたらせる循環の輪にいたいのです。