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【読みました】「鏡リュウジの占星術の教科書 Ⅱ」相性と未来を知る編

占星術の基礎講座や各種講座に出ている身としては
もうずいぶん前に読んでいるのが当たり前のような
本当に基礎のシリーズなのですが
昨日 やっと読み終わりました。




1  読書が苦手な私が本を読む

私は 本当に読書が苦手です。
まず じっとしていることができない。

しかも 読んだからと言って 頭に入らない。
それを自分自身で責めていると
もっと 読まなくなるので
最近は 求めないようにしています。


「まあ、いいから本を開いて
文字を追えば?」

という感じです。

それって 読書なのかー!
っていうレベルですよね。



そんな程度の真剣さなので
読んだと言っても
ほとんど残ってないのですが


たまーに
何かが胸にズキューンと
打ちこまれたのを感じたり
するので


やっぱり 読むフリでも
しないよりはいいのだな、
と考えています。



そして、一度読んだものは
理解はしてないくせに
ハードルが下がるみたいで


思い返して 読み返したりすることも
しやすくなるんですね。



なんでしょうね。これ。



本から見たら
「おまえ、なれなれしいな。」
って言われそうです。



で、そんなこともあるので
頭に入らなくても
自分の知能の低さを実感しても
眠くなっても


読書はした方がいいな、
と思っています(^^)。




2 鏡リュウジ先生の「占星術の教科書Ⅱ」


別の講座の予習として
「Ⅲ深く未来を知る ステップアップ編」を読みはじめたのですが
やっぱり 順番に読んだ方がいいよなあ、と
「Ⅱ」読み始めたのが はじまりです。



のんびりと読んでいる間に
もうとっくに講座は終わってしまいましたが
勉強は 一生続くので まいっか。と
マイペースで読み続けていました。



私は ホロスコープで相性を読むのに
あまり必要性を感じたことがなくて
どうしても後回しにしていましたが



相性から順番に追っていくと
未来予測は その応用だということに
本を読んでいるうちに気がつきました。


この本では 相性のホロスコープを読むのに必要な
 惑星同士の組み合わせの意味が
丁寧に書かれているのですが


私はそこを 相性ではなくて
頭の中でトランジットに置き換えて読んでいました。


でも 人間関係について書かれているので
ちょっと難しいところがありました。
私の想像力が足りなかったのもあったかも。




3 トランジット法が読めれば・・・!



トランジット法をはじめとする未来予測については
「Ⅲ」でも 深く触れられているようですので
これから 楽しみに読んでいこうと思っています。


現在 年に4回、星のお手紙として
辰巳先生のアストロメールを利用させていただいています。

特に今年は 自分自身の変わり目の季節のようで
辰巳先生のメールに励まされることも多く
実際にアドバイスとして 生活に取り入れさせていただいている
ことも たくさんあります。


よくよく考えてみれば
私も占星術を勉強しています。



辰巳先生のような 的を得て
的確な文章は書けないにしても


自分用のざっくりとした未来予測ぐらいは
書けないだろうか。


と常々思っていたところだったのです。


もちろん 何度か試みて
挫折してきたのですが。笑


鏡さんの本を読んで
「(もう少し勉強すれば)もしかしたらできるかも?!」


なんて 思い始めてきました。


これは 鏡さんの本の
読者を突き放さず
導いていこうとする優しい文体
のために起きた
私の誤解、錯覚だということは
自覚しているつもりなのですが



なんだかわくわくしちゃいます。


なんだかできなかった
逆上がりが出来ちゃうかも!
みたいな
私レベルアップしちゃう?
みたいな わくわくです。


(でも 小学生の小課題達成な感じwwwww)


今は ちょっとした運命の岐路で
多くの経験をもつプロの方に
言葉をかけてもらうのが
(鑑定やアストロメールを利用する)


自分の心の支えになっているところも
大きいので 利用させていただいています。



今まで 受けてきたセッションや講座も同じことで
代金以上の糧になっていると 自分自身自覚しています。



ということとは別に



自分の力がつく。
好きなことを勉強して

できるようになるっていうのは
また 違う喜びがあります。


出来ないなあ、
わからないなあ。
言葉が出てこないんだよなあ。


そんな モヤモヤしたところから

もしかしたら抜け出せるのかもしれない


と希望を持たせてくれた本でした。


4 最後に・・ ちょっと感動したこと!

この本は2018年の12月に出ていましたので
もうご存じだった方も多いと思いますが
個人的に 私が嬉しかったことなので
ちょっと書いちゃいますね。



私は 今年のはじめに
鏡先生の訳書、マギー・ハイド先生の
「ユングと占星術」という本を読んでいました。


家族が寝静まったリビングで
本を広げていて あ、と思ったことがあります。


それは ユングのホロスコープチャートです。


ASCが水瓶座1度。
反対側の獅子座3度に 太陽が位置しています。



そのほかにも 見どころがたくさんあるチャートなのですが
ここでは ひとまず おいておいて。



私が あ、と思ったのは
このASCと太陽でした。



ちょうど2020年の年末に太陽と木星が重なる
グレートコンジャンクションがあった位置でした。


グレートコンジャンクションは
20年に一度木星と土星が重なる配置です。



しかも 今回は ずっと地の星座(牡牛座、乙女座、山羊座)
で起こってきた グレートコンジャンクションが
風の星座で起こる切り替えの回でしたから


「風の時代」の始まり、なんて
あちこちで 言われたことで
大変話題になっていました。


私は普段、テレビなどは見ないので
全く知らなかったのですが
テレビや雑誌でもかなり取り上げられたようで
私が占星術が好きだというと
「ね、今年から『風の時代』なんでしょ」
と 何人かの人から言われて
とても驚きました。

と、そのくらい話題になった
グレートコンジャンクションが起こった度数が


ユングの ASCと 太陽の反対側で
起こるということが
私には驚きでした。


精神医学という科学者の立場でありながら
夢や占星術のオカルトの分野にも足を踏み入れていた
(しかもかなり深く深く)ユング。


彼のASCのすぐ近くで起こった
グレートコンジャンクション。


彼が生きていたら どんなふうに表現しただろう。
そして 世の中の人たちのこの騒ぎを
どう言い表したのだろう、なんて
しんとした リビングで思いを馳せていました。


もちろん ユングは当の昔になくなっていますし


私のこの考えは
ただの妄想でしかないのは十分承知な上でした。


けれども マギーハイドさんの
本を読んでいくうちに
そう思わずにはいられない
何かを ユングに感じていました。



そんなことがあって、
今回の鏡リュウジ先生の
「占星術の教科書Ⅱ」を
読んでいたところ



こんな記述に出会いました。


「ユングの出生の太陽は獅子座3度、アセンダントは水瓶座4度ですから、この運行中の木星と土星のグレート・コンジャンクションのオーブの圏内に十分、入ります。
ですから、もしかすると、この21年ごろから20年間にわたって、新しい社会の枠組みの中で、あるいは時代の雰囲気の中でユングが再評価されたり、新しい理解が開かれていうこともあるのかもしれません」
「鏡リュウジ 占星術の教科書Ⅱ 」 P229より


もう、これを読んでいる皆さんは
ご存知かもしれませんが

マギーハイドさんの
「ユングと占星術」の新装版が
2021年3月に出版されました。

ザッパラスさんで マギーさん自身による
そして 鏡さんが通訳をしてくださる
この本の講座もありましたね。


実は先ほど挙げた文章の次に
鏡さんはユングの言葉を書いているのですが
私もその言葉を読んで ほんとうにそうだと
深くうなづくところがありました。


(それについては ぜひ 本でご確認くださいね)




不思議なようですが
きっと 私たちが
繋がっている糸をみることができないだけで


本当は 全く
当たり前のことなのかもしれません。



わからないですけれど。笑





ワクチン接種の副反応で
だるさで動けないので読書でも・・・
と途中までで放置していた本を
読み直したのですが


今読めてよかったです(^^)



「占星術の教科書Ⅲ」も
引き続き 楽しく読ませていただいています。



それでは また(^^)












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