パウダールームにご案内いたします。
自分だけの都合で生きているわけじゃないから、どうしてもストレスは避けられない。
黙って我慢していると、澱のように積み重なって、身動きが取れなくなってしまう。
苦しいよね。ほんとに。
にっちもさっちもいかなくて、、それでも絶対逃げられなくて。
そんな状況がずっと続いていたら、お腹の中から汚いものがあふれ出してきて、周りを汚してしまう。それは、どうしようもないことだ。
人間は限界のある生き物で、神様でも仏様でもないのだから。
でもそのことで傷ついて、壊れてしまったり、死んでしまったりする人もいる。
そこまでひどくはないけれど、私自身も今までの人生の中で、傷ついたり、傷つけたりしてきた。
汚いものがあふれ出す前に、誰にも迷惑をかけないで済む場所にそっと捨ててしまえたら、本当によかったのに。
あふれ出してしまう前に誰か、佇まいの美しいコンシェルジュのような人が登場して「お客様、何かお困りですか?」なんて聞いてくれて、重たい荷物を預かってくれて、「お疲れのようですね、ご気分がすぐれないのでしたら、パウダールームにへご案内させていただきますが、いかがいたしましょう?」なんて聞いてくれて、とってもきれいなお手洗いに導いてくれていたら、事なきを得られていたかも知れないのに。
出来る事なら心の中に、いつもコンシェルジュを潜ませておきたい。
パウダールームを用意しておきたい。
すっきりとした気持ちで毎日を暮らしていたい。
ありがとうございます。 嬉しいです。 みなさまにもいいことがたくさんたくさんありますように。