大切なもの
昨日出かけました。
大切な用事があったからです。
そのついでに、ずっと必要だと思っていた日傘を買いました。
決して高価なものではありませんがとても可愛くて気に入っています。
その帰りに。私の住んでいる街の最寄駅の近くのデパートの中にある大きめなダイソーに行って、必要なものを探してみたのですが見つけられなくて諦めて帰ってきました。
デパートを出る途中に催事のような形で、とても品質の良い合成皮革でできたカバンやリュックを売っている人がいて、パンフレットをくださって商品の説明をしてくださいました。
商品を見ながら説明を聞いているうちにとてもほしいと思ってしまったのですが、もうすでに必要な分のものは持っているので諦めました。
軽くて丈夫で洗濯機で洗うこともでき、長年使っても劣化せず、とても良い商品なのだそうです。
私が1番いいと思ったのは軽いこと。
そしてとてもたくさんの色や柄がありすごく欲しくなってしまいました。
でも、合成皮革の商品にしては、価格がとてもしっかりしていて、思いつきで買ってしまうのは難しいと思い、それで諦めました。
でも素敵でした。
外に出て、外の風に当たることは、自分の気分を変えてくれるし、新しいものを見つけることができたりして、とても大切なことだなぁと改めて感じました。
少し前から美術展を見に行く機会が増えました。
どの美術展もとても素敵で時間を忘れて夢中になってしまいます。
そこに描かれている世界は本当に魅力的で、見ることができるだけで感動してしまいます。
いろんなことで混乱していて、落ち着いて本を読んだり、文章に向かったりできなくなってしまっていますが、絵はただ見るだけでたくさんのことを私に伝えてくれて、魅了してくれます。
なんというか、言葉にならない言葉を、信じられないくらいの量、内側に秘めていて、それを私に何も言わずに支えてくれるのです。
だから、展示室から出られなくなってしまうくらい夢中になってしまいます。
こんな素敵な趣味に出会えるなんて想像もしていませんでした。
辛いことや苦しいこと、考えてもどうしようもないことから、絵を見る事は私を切り離してくれます。
お医者さんに相談したり、お薬を飲むよりも、ずっと強い力で私を元気にしてくれます。
幼い頃の私にとって、絵を見るのと同じくらいに力を与えてくれたのは、本を読むことでした。
どんなに辛いことがあっても、大雪な本を開いて物語の世界に没入してしまえば、何もかも忘れることができました。
そのことが私を1番救ってくれたのです。
もう一度夢中になって本読めるようになれたらいいなぁ、そう思うと同時に、自分の内側にいろいろなものを、できたら素敵なものをたくさん増やしていって、素敵な文章を書き上げてみたい。
そういう希望があります。
書けたらいいなぁ。
書きたいです。