見出し画像

無料イベント『ステキ教育実践を聞く』Vol.1 Mitakaを使った宇宙教育の実践

 『ステキ教育実践を聞く』Vol.1 Mitakaを使った宇宙教育の実践
主催:note「たのしい教師生活をはじめよう」
講師:由良文隆さん(神奈川・中学校/科学館講師)
日時:11月17日(日) 18:30~19:30(オンライン)/無料
詳細:記事内にて!

 本アカウント「たのしい教師生活をはじめよう」は、教員である高野圭(東京・中高)と中村文(福岡・小学校)を中心に、「たのしい教師生活を送りたい!」「ってか送ってる!」みたいな人の記事を集めているnoteです。今回は高野がオンラインイベントを告知します!

●雑誌『たのしい授業』がきっかけで
 みなさんは,『たのしい授業』という雑誌をご存じですか?仮説社という出版社から毎月刊行されています。本雑誌は現場の先生を中心に,「思わず書きたくなっちゃった」「たのしかったので伝えたくなった」という執筆者が書いた原稿が掲載されている雑誌です。小学校の先生から,大学の先生,海外で科学を伝える活動をしている人などなど,様々な方の原稿が載っています。

雑誌『たのしい授業』9月号

●Mitakaが気になる!
 その雑誌の2024年9月号にて,神奈川県で中学校の先生をされている由良文隆さんの「宇宙の授業で使えるMitaka」という原稿が掲載されました。該当原稿で紹介されているソフトは,国立天文台が開発した天文シミュレーションソフトで,無料で誰でもダウンロードができます。 

Mitakaの画面


 ボクはこの原稿を読んで,「宇宙の授業をやる時にはぜひやりたい!」と思いました。実は,今までボクが実施してきた宇宙関連の授業書《宇宙への道》では,最後にMitakaの映像を見せていて,とても評判は良いです。ただ,由良さんは授業書でも,教科書授業でも,たくさんMitakaを活用されているようなのです。

 ボクは,由良さんに「Mitakaをどこで,どうやって,どれくらい,中学校の授業で使ってるんですか?」と質問しました。すると,下記のような回答が返ってきました。

Mitakaは、視点を地上から、宇宙から、と変更できます。また、時間進行にともなう変化を動画で確認できます。教科書の図や写真は静止画で視点も固定されているので理解しにくいので、Mitakaを使いました。教科書の多くのページで使えました。
 最初に使った時は、TTで二人で教えていたので、わたしが操作担当になってやってみました。次の年、「おねいちゃんが由良先生の宇宙の授業はとてもたのしいと言っていたので楽しみです」という生徒がいました。その年は、一人での授業だったのでMitakaの操作はむずかしいかなと思ったのですが、期待を裏切らないために使うことにしました。単元が終わって「期待通りでした」と言ってもらえたときは,ほっとするとともにうれしかったです。余談ですが、おねいちゃんは、高校で天文部の部長になったそうです。
具体的にどう使ったかは、長くなるので箇条書きにします。

太陽と地球/太陽系/地球中心、太陽中心での太陽系の動き/季節による太陽の動きの変化/宇宙から見た太陽のあたりかたの変化/星の方角による動きかた/季節の星座/昼間でも星は出ている/黄道 星座の間を動く太陽や惑星
惑星の動き/金星の動き 満ち欠け/銀河系、たくさんの銀河/日食・月食
/ほか

由良さんからのメールより転載(本人承諾)

 この返信を読んで,ボクはこう言いました。

雑誌の記事(A5・4ページ)だけではもったいないです!ぜひソフトを使って実演してほしいです!

高野の懇願(笑)

 すると,由良さんは快く引き受けてくれました。しかも,誰でも無料で参加してよいとのこと。雑誌の記事を詳しく語ってくれます。紙面では語れなかった活用法や,質疑応答も受け付けます。ワタシ自身は中・高で理科を教えている立場ですが,内容としてはどんな方でも参考になる内容かと思います。

 「一家に一台Mitaka!」と思うくらい,宇宙入門教育として本ソフトは大いに活躍するソフトなのではないかと思う反面,このソフトは使おうとしても「いろいろできすぎて,むしろ迷う」という状況にもなりやすいです。そのため,「こんな活用(可能性)がある」と示してもらえるのは,使う際の大いなる指針になるのではないかと思います。それに,あれこれ難しいこと考えなくても,見ててたのしいはず!笑。
 というわけで,雑誌『たのしい授業』に掲載された教育実践を著者からもっと詳しく聞くオンラインイベントをここに立ち上げます!。

●オンラインイベントの詳細

『ステキ教育実践を聞く』Vol.1 Mitakaを使った宇宙教育の実践
主催:note「たのしい教師生活をはじめよう」
講師:由良文隆さん(神奈川・中学校/科学館講師)
日時:11月17日(日) 18:30~19:30(オンライン)/無料
応援:仮説社
対象:全年齢・全校種・教育関係者・宇宙に興味ある人(つまり誰でも)
申し込み:下記Peatixにて申し込み

●申し込み方法

 申し込みを下記Peatixにて受け付けています。申し込まれた方には,見逃し配信も予定しています。迷われている方や「当日ギリギリまで予定がわからん」という人は,とりあえず申し込んでいただければと思います。申し込んだけれど急遽NGになった場合は,開催時間までに一言ご連絡いただければそれでOKです。
 Peatixは誰でも無料で登録できるイベント登録サービスです。Peatixから申し込むと,今後のnoteイベントの告知が自動的にされたり,本イベントの開催が近づいた際にはリマインドが届くなど,いろいろと便利です。運営側としても集約がとってもラクです。登録がわからない場合はフォローします。
 ただ,諸般の事情等で「Peatixでは申し込みできない!(わからない)」という方がいましたら,遠慮なく高野もしくは中村まで問い合わせしてください。メールで個別にZOOMのURLをお知らせします。

 また,11月17日(日)には,20時30分よりnote「たのしい教師生活をはじめよう」の紹介,noteの使い方,サブスクリプションのサービスなどを説明するオンライン説明会も開催されます。こちらもご興味がある方は1時間ほど時間が空きますが合わせてご参加ください。
(Peatixの申し込みがわからん!無理!という人も下記フォームからお問い合わせください。)


●終わりに

 途中でも書きましたが,雑誌『たのしい授業』では,魅力的な教育実践が多々登場します。(雑誌に限らず,note内やインターネット上にもたくさんありますが…)。なので,今後の本noteの活動として,雑誌やインターネット上に掲載されているステキ教育実践者の話を聞く会を定期的に開こうと思っています。また,その会の様子はアーカイブ動画として残し,メンバーシップ(月額100円)内の限定サービスとしていつでも見られるようにしたいと思っています。(講演者が許す場合に限りますが)。

 現在は,10月末に行われた中一夫さんの『戦争をはじめた人々』出版記念講演会(オンライン・2時間)のアーカイブ動画などがアップされています。今後のnote「たのしい教師生活をはじめよう」に関心がある方はぜひフォロー等よろしくお願いします♪

 


いいなと思ったら応援しよう!