【化粧品と環境問題】まずは「知ること」から!イベントに参加してきました。
最新のサステナブルな情報を発信しているELEMINIST(エレミニスト)という媒体のイベントに参加する機会に恵まれました。
講師のcircuRE act株式会社代表の塩原さんは、化粧品メーカー勤務の経験が長く、裏事情にも詳しい方。
普段は聞けないようなお話も多く、大変興味深かったです!
テーマは「化粧品と環境問題について一緒に学び考えよう」
多くの女性にとって毎日の暮らしに欠かせない化粧品(※ここで言う化粧品は、メイクアップ、スキンケア、ボディケアのこと)ですが、実は深刻な過剰生産、大量廃棄を生んでいる業界でもあります。
すぐに業界の構造を変えることは難しいですが、まずは私たち消費者が化粧品業界の実態に興味を持ち、知ることが大切。
知った上で、今後のアクションをどのように変えていくか。
そのひとつひとつの積み重ねが、回り回って化粧品業界の「当たり前」を良い方に変えていってくれると思います。
イベントに参加して、自分にできることを考えてみた。
ひとつめは、このようにnoteに記し、微力ながら誰かの目にとまる機会を増やすこと。
ふたつめは「購買行動は投票である」と意識すること。
売れるものが作られる…これは資本主義では仕方のないことです。
だから、バズっているから買ってみよう、安いからお試しで、という理由では購入しない。
最後まで使い切れる、大切にできるものだけを購入したい。
しかし、情報が溢れる今、このモチベーションを保つことは、とてもタフなことです。
「自分のブレない軸」を持って、選択と決断をしていきたいと思います。
化粧品業界の実態についてのお話も。
現在、化粧品業界への参入はとてもハードルが低いそう。
もし、私が化粧品のOEM会社に200万円ほど持参して「商品を作りたい」と持ちかけるとオリジナルブランドコスメが作れてしまうという事でした。
つまり、誰でも簡単に参入できるため、怪しい会社も多い。
(それがまた供給過多の原因でもあります。)
その話を伺い、研究開発・製品管理のしっかりした大手の会社の化粧品の方が安心だなぁと。
今後の化粧品選びの基準が大きく変わると感じました。
価格面に関しても、高ければ高いほど良いという事はないともおっしゃっていました。
結構突っ込んだ業界のウラ話だったので、詳細はオフレコにしておきます。笑
化粧品業界の闇に興味を持った方には、是非このエレミニストの記事を読んでほしいと思います!
「530 sea design soap」と石川県の九谷焼で作られた「soap dish」をおみやげに頂きました。
530 sea design soapの特徴は、下記の通りです。
・環境に配慮したCO2排出量を抑制する国産原料「ソラルナオイル」配合。
・天然由来成分100%配合。
・海洋汚染する原料は一切不使用。
・無香料、無着色。
・大人の揺らぎ肌にもおすすめのカミツレ(カモミール)を配合。
・製造時CO2を最小限にするため、コールドプロセス製法で製造。
・最低限の包装でFSC認定紙を使用し、包材はリサイクルを推奨。
ソラルナオイルは微細藻類から作られているのですが、とても奥が深~いお話なので…
私が説明するより、是非こちらの記事を読んでほしいです。
また、このsea design soapに限らず、ハンドソープやボディーソープを石鹸に変えると、生活の中で自然に環境負荷軽減に貢献することが可能です。
例えば、
①プラスチック容器を使わない
②製造時の水を大幅に節約できる
③排水で海を汚さない
④製造時CO2排出の大幅な削減が可能
など。
以前からボディソープではなく石鹸を使っていましたが、今回、ソープディッシュも一緒に頂いたので、洗面所のハンドソープも石鹸に変えました。
行動を変えるチャンスを頂けたこと、ありがとうございます!
学びの多い時間を過ごすことができ、参加して本当に良かったと思います。
できることから実践していきます!
❁Tanny ❁