誰もが目を奪われてく♪「長楽館」
こんにちは!
今回は目が眩むほど豪華な館「長楽館」をご紹介します😊
実は先日「当たらない」で有名な京都モダン建築祭のガイドツアーに当選したので早速参加してきました!!🤩
生きてて良かった。
1時間のガイドツアーとアフタヌーンティーのセットをたっぷり堪能して整って参りました👍
そしてわかったこと
長楽館とは100年前の偉人から現代の我々まで誰もが魅了される京都の至宝でした✨
ではそんな美しい館「長楽館」をご紹介します!
煙草王の館
長楽館とは
明治時代に煙草の製造販売で財を築いた実業家
「村井吉兵衛」が明治42年に京都に建てた
別荘兼迎賓館です!
設計は立教大学学長であったアメリカ人の
「ジェームス・マクドナルド・ガーディナー」
アメリカ人やでミドルネームがマクドナルドなんか?
とかどうでもいいことを考えてしまいますが
彼は宣教師でキリスト教布教のために日本にやってきた人です。
今でも彼が設計した教会がいくつも残っています!
村井吉兵衛はアメリカ産の煙草の葉を使い製造していたことから
アメリカに馴染みがあり
アメリカ人のガーディナーに設計を依頼したのでは?
と言われています。
大正15年に吉兵衛が亡くなった後
不動産会社に買収されたり
戦後GHQに接収されたりと
いろいろありまして
現在はカフェ、レストラン、ホテル、結婚式場として利用されています。
刮目せよ!!
GHQ接収などで一部改変があったものの
ほぼ完成当時の姿が残っている長楽館の姿をご覧ください!
石積みの重厚感のある外観。
3階建て地下1階なのですが
この3階がなんと!〇〇なんです!!
人は見かけによらない・・・
あ、建物なんですけどね。
入るとシャンデリアの光が天井と壁に影を写して
やんごとなき空間になっています。
壁際にある帽子かけは当時のまま。
その向かい側は今はトイレになってますが
当時は待合室でした。
全景ではないので分かりにくいですが
20人くらい食事ができる広さです!
ここが一番華やかな部屋✨
当時、食事が用意できるまでの間に歓談する部屋でした。
今では見ることの無い当時の家具たち。
驚くべきことにカフェとして営業してるので
この貴重な椅子に座ってお食事できるのです😳
この両側から座れる椅子で
ヒソヒソ話をしていたんだとか・・・
「君はハッピーターンの粉の秘密を知っているか?」
「なっ!!そ、それは・・・!!」
なんて会話があったかも🤭(絶対違う)
床の組み木も美しい✨
2階に上がる階段の途中には円形に突き出した
バルコニーみたいなスペースがあるのですが
ここで一休みしてたのかしら?
そんなに段数ないけど
今も昔も階段はしんどい物である。(個人の見解です)
客室は寝る部屋なので装飾控えめですね🤔
それでは禁断の3階へ・・・
普段、非公開の3階には
なんと!和室があるのです!!
あの外観から想像できないでしょう?
実は和室は大正3年に改築されたもので
ここはガーディナーではなく
大島盈株という方の設計です。
上手く撮れなかったんですが
この手すりのカーブがえげつない。
本当はもっと見どころあるんですが
他の人が写り込まないようにとなると
どうしても制限があるのでここまでのご紹介になります😅
あとは実際に見てみてください!
命名「長楽館」
京都を訪れる国内外のVIPをもてなす場として
とても賑わっていた美しい館。
そのVIPの中で
ここをとても気に入り
額に「長楽館」と書き下ろしたのが
初代総理大臣「伊藤博文」でした!
その後、この館は「長楽館」として
現在も華やかに京都を訪れる人々をもてなしています😊
おまけ
「初めてのアフタヌーンティー」
ガイドツアーの後にアフタヌーンティーをいただきました!
おお!これがナウなヤングにバカうけのアフタヌーンティーか!
・・・待てよ、アフタヌーンティーてどうやって食べるんだ?
オラの住む岐阜の山奥にはアフタヌーンテーなんて洒落たもんは無ぇので
どっから手ぇ付けていいのかわからねぇ・・・
ここは田舎者の必殺技「隣の人を真似する」を発動。
横目でチラチラ見ながら完コピでやり遂げました👍
料理はどれも美味しくて
特にカボチャのポタージュがべらぼうに美味しかったので
ぜひポリタンクで売って欲しいです☺️
Information
どこを見ても美しい空間の連続!!
まさに京都の至宝!!
ちょっと敷居は高いけど当時の華やかな社交場を体験してみてはいかがでしょう?
ここまで読んでいただきありがとうございました!
また次の記事も読んでもらえると嬉しいです☺️
それでは〜