とあるお客様の話
※この話はお客様の承認を得てあります。そしてこのnoteも読んでいるという笑
お客様Nは22歳。
今年に入り、御得意様の御紹介で僕のところに来てくれた、まだ付き合う年数が浅い男性。
僕は幾つかの仕事を掛け持ちしているが、中でも特に特殊な仕事がある。
世界で5人しか認識されていないし、5人で年に2回程の会合でそれぞれの経過を話したりするくらい、レアな仕事。日本では僕だけ。似通った人達はいるけど占いとかの類では無い。
こんな仕事があるのか〜と知らずに他界される方の方が多いと思う。
宣伝もしないし全て口コミで常連様が責任持って紹介出来る方でないと、間違いなくイチゲンサマは僕の店とは縁はないようなところ。
僕の店は割と不思議な事が起こる。
Nくんは、先天性の持病があるが病院の診断では原因不明とされていたそうだ。
紹介者の常連様の友人の息子の流れで縁を頂き、今回5度目の接客をした。
彼が僕と出会った時は身長が130センチ程。
変声期もない。当然第二次成長期の変化も見て分からない。
22歳なりの脳味噌もあるし、良識もある。
精神年齢は成人している。
引き篭もりではあるが勉強は好きで偏差値も大学にいけるレベルはある。
肉体だけ置き去りになっていて、身体だけ小学生で老け具合も22歳とは思えない。
ほんと小学生にみえる。
僕は初対面で名探偵コナン君みたいだと思って『黒装束の人達に薬飲まされたりした?おじさんの知り合いにはいないよ?』と不躾な事を言った…のが、気に入ってリピートしている彼は原因不明のコンプレックスを笑い飛ばせる現実を生きた事は無かったようだ。
中学で虐めの対象になり、不登校。
見た目で虐めが出るなんて良くある話だが、加害者が低脳過ぎるケースが多いように思う。
家からもほぼ出ない、出られない。
友人と呼べる人間はネット上で自分の姿を知らない人間達。現代ではそんなの当たり前だから、肉体的接触がなかろうと精神的絆があれば構わないと思う。
が、本音は肉体的接触が持てる友人を諦めたくはなかったそうだ。
『理解者が欲しい』
そんなNくんに、
ちょっとした施術を施した。
22年間、130センチ身長も伸びなかったのに、2ヶ月で145センチに伸びた。
信じ難い方々が大半だと思うが、目に見えない世界が人間の生き方に影響している事も時にはあるという事。
おそらく御両親も長身なので180センチ近くは伸びるだろうと…勝手に思ってる。
人間誰しもが成長し難いインナーチャイルドや、この世的なトラウマ、前世絡みの因縁、呪詛、人からの執着、色々な形なき見えないものを抱えている。
自分ではどうにもならない事も、どうにかなる事もある。
『嫌だ、辛い、どうにもならない』の八方塞がりに希望が見出せて、一人一人が幸せだと心から思える瞬間に関われて歓びあえる、僕の仕事はかなり特殊だが目の前の人が、満足以上に幸せであると喜んでくれるから辞められないし生き甲斐に思っている。
日常多忙ではあるがこれが仕事であり使命だと思っている。
使命とは、命を使う事。
誰しもが生きていれば使命を果たしている。
どう生きるか、どう生きたいかで使命の果たし方が違う。
それがあの世で定めてきた約束であろうが、背こうが僕には正直関係ない事だ。
個人の問題だし、全く同じ使命の人間なんて存在しない。
『念』とは、『今』の『心』
と、書きます。
念を込めて、使命を全うする。
いいかい、Nくん。
念じて生きるだけだよ。
言葉はシンプルだが高難度な事。
次のセッションで話を聞こうじゃないか。
おじさんを楽しませてくれよ(^^)
因みに、僕は宗教家ではありません。
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