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mirecat
いちご白書をもう一度
遥か昔の話である。
中学3年の3学期のある日、担任教師がプリントを配り始めた。
配られたプリントは歌詞付きの楽譜で、歌のタイトルは『いちご白書をもう一度』
担任教師はこの歌をクラスの歌として卒業するまでの間、皆んなと歌っていきたいと言うのだ。そして帰りのホームルームの最後に歌うのが恒例となった。
当時はこの歌が出来た背景など考えたこともなく、ただただ歌わされていた感が強かった。
でも見事に、クラスの歌としていつまでも心に残ることに。
中学を卒業すると歌う機会もなくなったのだが予期せぬ時に流れてくるラジオからこの曲を聴くと、中学時代の懐かしい思い出が蘇る。
歌番組でばんばひろふみさんがこの曲を歌う時も然り。
この楽曲は、1975年に荒井由実(松任谷由実)さんが17歳の時に作詞、作曲をされたとのこと。私が17歳の頃はもっと幼く感性の欠片も持ち合わせていなかった。
やはり世に出る人は偉大だ。