【令和歌#94】口元が露わになればなんとなく恥ずかしくもありマスクは下着
口元が 露わになれば なんとなく 恥ずかしくもあり マスクは下着
あまりにも長いことマスクをしすぎて、
仕事柄仕事中ももちろん、外出するときもマスクを着けているため、
最近屋外で久しぶりに少しマスクを外すときに恥ずかしささえ感じる。
(口元ってこんなに露わにして良かったけ…)
マスクが下着化しているのである。
着けるのがマナーな節があり、なんとなく大事なところを隠している気がする。
マスクが日常生活に溶け込みすぎて違和感がなくなってきている。
「マスクする」というのは臨床の現場でも多くつかわれる動詞で「隠す、見えなくする」という意味がある。
「ステロイド内服によって白血球の上昇がマスクされている」
なんて使い方をする。
コロナウイルスで混沌とした現場では、さまざまなことがマスクされて見えなくなってしまったけれど、一般社会でマスクが普遍的になっても、大切なことがマスクされて見えなくならないように日頃から注意しておきたいものである。
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