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ユーロスターでロンドンへ

滞在三日目は、パリの北駅からユーロスターでロンドンへ向かいました。

ユーロ圏外への移動なので、飛行機の時同様にパスポートでの出国となり、荷物検査もあります。

あらかじめ、早めに来ておくようにと目安の時間を伝えられていましたが、心配性な私はその時間より30分だけ早く到着し、出国手続きをしていきました。

車内で食べようと思って買っといたクロワッサンやパン・オ・レザンも、ベルトコンベアーで通されていきますが、食品をアレに通されるのが、何だか嫌だなぁといつも思います。

思ったよりもすんなり手続きは完了し、ゲートが開くまで結構時間が余りました。ロビーは結構な人で、椅子取りゲーム状態でした。

今回ユーロスターを利用するのは初めてで、こんな形でパリからロンドンへ行けるなんてことも全然知りませんでした。

パリの滞在を検討しているときに、youtubeで「ユーロスターで日帰りでパリ⇆ロンドン往復」という内容を紹介しているのを見て、「やってみよう」と思い立ったのでした(私は一泊しましたが)。

ユーロスター利用について分かりやすく説明しているyoutubeチャンネルは沢山あり、自分の不安がなくなる程度に予習してから行きました。

とはいえ、実際にこのパリ⇆ロンドン間のユーロスターでの移動を体験してみて、思ったことをざっとまとめました。検討されている方に参考になればと思います。

・パリの北駅にメトロで着いてから、どこへ向かえばユーロスターの乗り場なのか、分かりにくかったです。北駅はどでかいです!まずはメトロ構内は出ればOK

構内を出ないと、ユーロスターの案内板が見えてきません…

・パスポートのスキャンが上手くいかず、何回もやり直しをした時がありました。スキャンの台の右端にしっかりくっつけてないとダメなのかも?上手くいかなくても、係員が見守ってくれるので焦らずに

・手続きと荷物検査が終わればロビーがありますが、そこでパンや水など買えます。先に買っとくよりここで買った方が良いです。(Paulも入ってました)

売店的な感じでお店がいくつかあります

・乗車の案内は、早めに着くと決まっておらず、40分前くらいに案内板で伝えられます。これが分かりにくく、特にパリの時は自分の乗る号車数によって並ぶ場所が変わるので注意です。不安な時はチケットを係員に都度見せて「ここ?」とジェスチャーで確認しときましょう。

乗車待ちの列。駅員さんにチケットを見せ確認する人は多かったので、みんな分かりにくいんだと思います。

・ロンドンのセントパンクラス駅での待合ロビーには、コンセントで充電ができる席がありましたが、激しく取り合いになります。自分の前の発車客が退くタイミングでサッと席取りしましょう。また、変換器はもちろん必要ですし、コンセントの下の電源オンオフのボタンを押しておかないと電流は流れてきません。

実は車内でも充電は可能ですが、座席の下なのでコンセント差しづらく感じました。

・乗車して自分の席に着く際に、荷物を置く場所は取り合いになる可能性があります。早めに乗れるように並んでおいた方が良いかもしれません。

席の上の棚も、場合によっては埋まってしまうこともありそうでした。

・車内は快適ではありますが、シートは進行方向向きと逆向き、またテーブル向かい合わせの4人席とがあります。オンラインで予約時に座席の指定が無料で何度もできますので、早めに席をとっておいた方がいいです。(座席の向きや窓の位置がサイトだと分かりにくいので注意です。コの字の空いてる方が座った時の顔の向きです)

黄色が私の席。窓際で、進行方向向きです。窓際のはずが窓がなかったり(グレーの部分)、机の存在(グレーの横棒)に注意。

・私はeSIMのヨーロッパ共通のものを使っていますが、フランス⇆イギリスで切り替わる際はやはりネットが不安定になりますが、フランスでもイギリスでも共通で使えるものにしておけば問題ないです。

どのあたりで切り替わったのでしょう?

・車窓からの眺めは、別段特別なものはありませんでしたが、ちょこっとフランスの田舎の様子や風力発電の風車の群れが見られました。

乗車時間の感覚は、日本の新幹線に例えるならば、東海道新幹線の東京⇆名古屋間くらいな体感でした!あっという間につきます。

パリ⇆ロンドンはオススメだなぁと思いますし、早めに(2ヶ月前くらいに)とっておけば料金もそこまで高くはなかったです(私は閑散期だったからかな?でも満席のようでしたが)。

ご参考になればと思います!

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