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詩「新年」

新年

あわれな僕の肉体よ
寒い冬の朝には布団の中で眠るがいい

スズメの声とカラスの声が交互に聞こえて寂しさを運んでくる 枯れた木々

鳶は餌がないかと飛び回りその下の田畑を渡り鳥達が舞っている

あの郷愁の心のままに心の窓よ
おまえは限りなく無限に灯火を照らすがよい

おまえが神を連れてこようとこまいと
おまえは永久に肉体を布団に任せて
今日も落日まで眠るのだろう

厳しい冬の風景達がお前の心を支えるだろう
おまえは自分を温めながら布団に包まり泣くであろう

(MacBook)

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