実戦で武術が生きる理由
スポーツ格闘技→ぶつかり合う前提で攻撃と防御を繰り返してる
実戦武術→一瞬のタイミングで決める技を磨く
という感じであり、
武術というのは、「真剣勝負」という概念があり、その名の通り真剣を持ってる者同士が戦う
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一撃でも喰らえば致命傷になる可能性が極めて高いと言える
そのため、体捌きも変わってくる
例えば、ダッキングやスウェーのように上半身のみで、攻撃を交わしたり、ヒットマンスタイルの肩にパンチを当てて逃がすみたいな動きは、真剣だと、切られてしまう。
実戦武術では真剣の軌道を線ごと避ける必要がある
そして、タイミングと体捌きを極めて、確実に倒せるポジションを取り、一瞬で相手を戦闘不能にする必要がある。
そして、日本の古武術は、筋力や瞬発力などの身体能力を意図的に上げるということはせず、
「人間は弱い」という前提で戦う!
ぶつかり合う戦い方では身が持たないので、タイミングと体捌きが重要になってくる。
もちろん、武術は世界各地にあり、考え方もそれぞれである。
沖縄の古流空手や一部の中国武術のように、身体の耐久力を上げる鍛錬を意図的に行う武術もある!
三戦で鍛えて、攻撃してきた側がダメージを負ってしまうということや、内功も鍛えて刃物すら通さない境地にたどり着いてる達人も多く居るのは間違いない。
武術は宗教みたいなもので、何を信じているか?に近い部分はある。
正解は無いと思うが、人によって形や性質は変わってくる。
その辺もひっくるめて、武術は面白く、研究のしがいがある。