建築に執着する
最近、よく建築の夢を見る。先日も夢の中に、ある建築家が出てきてぼくに語りかけた。
「谷尻、50歳の建築をつくれ」
来月50歳を迎えるぼくに「お前の建築は何だ?」と大きな問いを置かれた気がした。
ぼくは夢の中で考えていた。
「構造と意匠が一体となった建築」とひらめき、夢から覚めるとすぐにそのイメージをスケッチした。
これまでも構造とデザインの一体性については考えてきていたが、より意識が高まった。
実は、正月にも同じような夢を見た。
それが今年の初夢だった。
夢の中に何度も出てくるくらい「ぼくは建築が好きなんだ」とあらためて気づかされた。
公には出来ないけれど、ここだけで書くことが出来る情報も含めて、皆さんに共有出来ればと考えています。 建築業界の凝り固まった環境を見直しながら、新しい働き方や、経営方法、ブランディングについて綴っていきます。