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パートナーに勉強会を実施した後の効果的なアクションとは?

パートナーサクセス株式会社の谷口(@taniguchi_ha)です。

パートナーセールスにおいて、パートナー向けの勉強会は自社サービスの紹介や、今後お客様をご紹介いただくための基盤を築くうえで非常に重要な役割を果たしています。しかし、ただ勉強会を実施するだけでは、期待される効果が得られないことが多いのが現状です。
勉強会後に適切なフォローアップと具体的なアクションを取ることが、パートナーシップの成功を左右する重要な要素の一つとなります。
本記事では、パートナービジネスにおける勉強会後の効果的なアクションについて解説いたします!

このような方におすすめ

  • パートナービジネスの責任者

  • パートナーセールスリーダー

  • パートナービジネスに従事している方

多くのパートナーは勉強会の中身・内容など覚えてない

パートナーは、日常的に多くのベンダーやお客様とのコミュニケーションを取っています。そのため、初めてのベンダーによる勉強会では、内容をすべて記憶することが難しい場合が多々あります。特に、長時間にわたる内容や技術的に複雑なテーマでは、情報が過多になり記憶に残りにくくなります。
こうした状況に対応し、今後のリレーション強化やお客様の紹介を促進するためには、勉強会後のサポート体制が重要です。具体的には、パートナー営業担当者による個別アプローチが非常に効果的です。

効果的なフォローアップとは?

パートナーが勉強会で得た知識を確実に活用できるようにするためには、効果的なフォローアップが不可欠です。ここでは、パートナーが勉強会後に学んだ内容をビジネスに反映できるようにするための3つの具体的なフォローアップ手法をご紹介します。

1. 勉強会の重要なポイントをまとめた資料を提供

勉強会でカバーした重要なポイントを要約した資料を提供することは、パートナーが後から内容を確認するのに非常に有効です。勉強会中に詳細な説明があったとしても、全ての内容をパートナーが覚えているわけではありません。そのため、キーポイントやアクションステップを整理したドキュメントを配布することで、パートナーは後から容易に確認できるようになります。さらに、視覚的にわかりやすいスライドや図表を用いることで、理解が一層深まります。

2. 録画を共有する

勉強会の録画をパートナーに共有することも効果的です。特に複雑な技術的内容や新しい戦略が含まれている場合、録画を繰り返し視聴できるようにすることで、パートナーは自分のペースで内容を復習できます。さらに、勉強会に参加できなかったパートナーにも同じ情報を伝えることができ、情報格差を防ぐことが可能です。これにより、全員が同じレベルで新しい知識を活用できる環境を整えることができます。

3. 個別のフォローアップセッション

勉強会後に個別のフォローアップセッションを設けることも非常に重要です。パートナーごとに異なるビジネスニーズや課題に合わせて、勉強会の内容を具体的なアクションに落とし込む機会となります。個別フォローアップでは、学んだ知識をどのように業務に適用するかをパートナーと一緒に話し合い、具体的なアクションを取るためのサポートを行います。これにより、パートナーは学んだ知識を実際のビジネスに活かしやすくなります。

結論

パートナービジネスにおける勉強会は、単なる知識の習得の場ではなく、信頼関係を深める貴重な機会です。勉強会後のフォローアップと継続的な支援を通じて、パートナーが実際に成果を上げられるようにすることが成功の鍵となります。効果的なアクションを取ることで、パートナーシップはより強固になり、ビジネスの発展に大きく貢献することでしょう。

💡 執筆者
パートナーサクセス株式会社 PRMアドバイザー 谷口 駿英
大手ディストリビューターでSaaSサービスの市場開拓と販売促進を担当後、外資ベンダーにてパートナーセールスとして従事。パートナーサクセス株式会社でPRMアドバイザーとしてパートナービジネスの立ち上げ支援や顧客の事業成長・課題解決に尽力。

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