負けるが勝ち
私は、AB型で
冷静で理屈っぽく
議論や口論では
負けることがありませんでした。
これは、女性に対しても同じで
彼女との口ケンカでも
大概は言い負かす
自信がありました。
普通は口論になると
男の方が負けるはずですが
なぜか勝っていました。
しかし…
ある時、気づいたのですが…
こちらが勝つことで
正当性を主張できたという
私自身の自尊心は満たされます。
しかし、相手は自信を失い
元気ややる気がなくなっているという現実を。
部下に対して考えると
こちらの正当性は認められます。
でも、このことで部下の元気がなくなる…
やる気を失うということになります。
本来、相手を正しい方向に導くため
成果を出してもらうための
議論です。
元気がなくなる…
やる気を失う…
ということは望んでいません。
このようなことから
道を外れないよう
最低限のことは以外は…
「負ける」ことを意識するようになりました。
これは…
夫婦でも
親子でも
上司部下でも
すべての人間関係において
そうするよう意識しました。
自分が負けることで
相手が元気になる
やる気になる
というのなら
それで良いと考えるようになりました。
これで心配なのは
「威厳」がなくなる
「バカにされる」
ということだと思いますが…
意外にそうはなりません。
「人を活かす」
という想いは…
目には見えないものですが…
伝わると感じています。
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