Q. 汗がとまらない
A. 調理油を変えてみましょう
「暑いわけでもないのに顔や上半身から汗が噴き出てとまらない」
「手汗が多くて困っている」
「緊張すると汗がとまらなくなる」
といったお困りごとは多いと思います。
そんな患者さんとのバイオレゾナンス医学診療の一コマです。
患者さん「急に顔から汗がでてきてとまらないんです。更年期症状でしょうか?」
私「更年期症状というものはありません」
患者さん「えっ?(何を言ってるんだ、この人は・・・)」
私「すべての症状には必ず原因があります。更年期症状(更年期障害)というのは、体調不良の原因がよくわからないときに便利に使われる言葉なんですよ」
患者さん「・・・(言っている意味がよくわからんが、まあ聞いておこう)」
私「ところで、家での調理油は何を使ってますか?」
患者さん「普通に・・サラダ油を使っています」
私「サラダ油をやめて、ココナッツオイルに変えてみるといいですよ」
患者さん「はぁ・・・何か薬は出してもらえないんでしょうか?」
私「漢方薬で良ければお出しできますが、どうしますか?」
患者さん「とりあえずお願いします」
私「わかりました。ではお大事に~。(まあ食事の大切さをいつかわかってくれる日がくるだろう・・・)」
すべての病気や症状には必ず原因があります。
「汗がとまらない」という症状は自律神経の乱れ(交感神経の過緊張)が関係しており、その原因のひとつになっているのが「酸化しやすい油」を摂っていることです。
酸化しやすい油の代表が「サラダ油、キャノーラ油、ナタネ油、ゴマ油、米油」などの「植物油脂」と呼ばれるものです。
普段から使っている調理油が植物油脂だとすると、自律神経が整いにくくなり、ちょっとしたストレスがかかっただけで、交感神経の緊張が強くなり、発汗・不安・冷えといった症状が起こりやすくなるのです。
「植物油脂が悪いのはわかったけど、じゃあどんな油ならいいんですか?」と思ったそこのあなた。
バイオレゾナンス医学がおすすめしている調理油は「ココナッツオイル」です。ココナッツオイルには「加熱しても酸化しにくい」「炎症をおさえてくれる」「ばい菌やカビに効く」といった特徴があります。
当院では原因治療を希望された患者さんにはココウェル社のココナッツオイルを処方しています。
「毎日の油を変えるくらいで健康になれるんだったらいいな~、どうしようかな~」と思ったそこのあなた。
「健康増進」は「実践」あるのみです。
さぁ、調理油を変えてみましょう!