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私が、話を聴いてあげてるのではなく、あなたが話をしてくれてありがとう(カウンセリング)

たとえ、あなたが仕事として従事している相談員であっても、相談者さんに対して思うことは「私に話をしてくれてありがとう」であって、話を聴いてあげているのではない、ということを理解していないと、カウンセラーとしてやっていくのは難しいのではないかと思っている。

相談者さんは誰にでも話をするわけではない

「あなたになら話してもいい」という、その人なりの信頼を寄せていただいたうえで、お話をしてくださっていることを認識しておかないといけない。たとえ、それが、「TVに出ていた」とか「公共の相談所である」ということであったとしても。

一期一会であることを認識すること

目の前にいるその人とは、この機会を逃したらもう会うことが叶わないかもしれない。それだけの緊張感をもって、相談者さんと向き合うこと。特に、初回の面談・電話対応はそれだけ重要になる。

だからこそ、「私を選んでくれて、話してくれて、ありがとう」という気持ちをもって向き合う。そうしてはじめて、相談者さんは私たちに話し始めるのだと思っている。



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