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ベビールーム「男性の入室はご遠慮ください」をどう感じたか


生後1か月の長女を連れて外出していた私は、ミルクをあげるために、赤ちゃんの世話ができる“ベビールーム”に入ろうとしました。
ところが、こんな張り紙が。

「男性の入室はご遠慮ください」

この時、自分が“パパ”であることになんだか申し訳なさを感じてしまいました。

このニュースを今朝みて、思わずこんなつぶやきをしました。

私の住む名古屋東部のショッピングモールは、たいてい授乳室以外は入室できる(授乳室とは別にミルクをあげるベンチがある)ので、とても有り難い。

こどもが生まれて10ヶ月。この10ヶ月で、外出中に男性の入室ができなくて、困ったことはほとんどありません。

よくいくベビールームがある施設では、授乳スペースはもちろん女性限定となっていますが、その前にはゆったりミルクをあげることができるベンチがあったり、おむつ替え台や、ミルクをつくるためのお湯が置いてあったりして、とても充実しています。

子育て世代が多いエリアで、かつ商業施設が比較的新しいので、ファミリー、とくに男性とこどもだけの利用も想定したつくりになっているんだと思います。

このニュースでの調査では、男性が使えるベビールームの割合が2割弱だったそうです。

とても有り難い地域に住んでいるなと、感謝するとともに、この環境はまだまだ珍しいんだなと実感しました。

NPO代表 安藤哲也さん

「今の状況は、実は、NPOを立ち上げた15年前と似ています。当時、求めたのはオムツ台でした。便座のフタの上でオムツを替えていて、何度わが子を落としそうになったことか。『必要ない』とも言われることもありましたが、皆が地道に要望し続け今のように大きく改善されました。

記事の中で解説をしていた安藤さん。いまは、当たり前のように男性トイレにもおむつ替え台が設置されていますが、それも一昔前は違ったのですね。

以前、安藤さんがオンラインセミナーで登壇されたときに、このお話をされていましたが、あのディズニーランドですら、男性トイレにオムツ替え台が無かったそうです。随分と社会が変わったことを実感します。


父親にやさしい環境をつくることは、同時に母親にもやさしい、子育てしやすい環境です。

父親だけでこどもと出かける光景はよく目にします。母親のひとりの時間をつくる、こども2人のうち1人を連れていく、など様々な理由で、育児の分担をされているのかと思います。 

私も、よりより子育て環境になるように、声を上げていきたいと思いました。

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