芸術の秋、上野の森へ出かけませんか?
はじめに
澄み渡る秋空の下、芸術に心を躍らせる季節がやってきました。
都会の喧騒を離れ、豊かな緑と歴史が息づく「上野の森」は、そんな秋の日にぴったりの場所です。
今回は、上野の森の中でも特に魅力的な二つの美術館、国立西洋美術館と東京都美術館にスポットを当て、芸術と自然が融合する贅沢な一日をご提案します。
上野の森でアートと自然を満喫
上野の森は、都心にいながらにして豊かな自然と歴史に触れることができる貴重な空間です。
広大な敷地内には、美術館だけでなく、動物園や博物館、そして美しい庭園など、様々な魅力が詰まっています。
特に秋は、紅葉が美しく、散歩を楽しむにも最適な季節。
芸術鑑賞と自然散策を同時に楽しめる、贅沢な時間を過ごすことができるでしょう。
国立西洋美術館の特徴
世界的な名画が集まる国立西洋美術館は、西洋美術の宝庫です。
モネの「睡蓮」をはじめ、印象派や後期印象派の作品が数多く展示されています。
まるでヨーロッパの美術館を訪れているかのような、洗練された空間で、芸術の世界に浸ることができます。
東京都美術館の特徴
日本の近代美術を中心に、幅広いジャンルの作品を収蔵している東京都美術館。
伝統的な日本画から現代美術まで、日本の美術史を辿るような貴重な体験ができます。
企画展も頻繁に開催されており、常に新しい発見があるのも魅力の一つです。
東京都美術館HP
展覧会の後、東京都美術館ミュージアムショップを訪れてみませんか?
展覧会に関連したグッズや美術館オリジナルのアイテムなど、ここでしか手に入らない商品が多数取り揃えられています。手ごろな価格のポストカードや栞など、品ぞろえも豊富です。
美術館の思い出を形に残せる、自分用のお土産や、大切な人へのプレゼント探しにもおすすめです。
上野の森美術館は改装工事のため休館中
上野の森美術館は、大規模な改装工事のため、全館休館中です。 2025年2月中旬の再開を予定しており、より快適な空間での芸術鑑賞が期待できます。
再開に際しては、新たな企画展やコレクション展示が予定されていますので、来春のリニューアルオープンにご期待ください。
上野公園で歴史と自然を満喫
美術館鑑賞の後は、上野公園を散策してみましょう。
不忍池のほとりを散策したり、弁天堂で心を落ち着けたり、様々な過ごし方ができます。
秋には、園内の木々が色づき、美しい紅葉を楽しむこともできます。
不忍池のボートに乗って、のんびりとした時間を過ごすのもおすすめです。 池の上から眺める上野公園の風景は、また格別。
ボートを漕ぎながら、水鳥のさえずりを聞き、穏やかな時間を過ごせるでしょう。レンタルボートは、大人から子供まで楽しめるように、さまざまな種類が用意されています。
パンダと夢のひとときを
美術館鑑賞と公園散策を楽しんだ後は、上野動物園で動物たちとの触れ合いはいかがでしょうか。
特に、ジャイアントパンダの愛らしい姿は、大人も子供も心を癒してくれます。
シャンシャンに続く双子パンダのシャオシャオとレイレイは、日々成長し私たちを楽しませてくれます。
シンシンとリーリーは元気です!
シンシンとリーリーは、2024年9月に13年余りを過ごした上野動物園を離れ中国に帰国しました。
現在は中国の「中国ジャイアントパンダ保護研究センター」で元気に暮らしています。
みんなから愛された日本での生活を懐かしく思い出していることでしょう(たぶん……)。
(パンダ観覧に関する注意)
2024年10月1日(火)より「シャオシャオ」と「レイレイ」の観覧方法が変わります(シンシンとリーリーの返還にともなう変更)
公開時間 10時~16時
観覧列への整列は通常15時30分に締め切り。当日の混雑状況により、通常の締切時刻よりも前に締め切る場合があります。
また、パンダの体調などにより、予告なく変更する場合があるそうです。
上野動物園の公式Twitterアカウントでは、ジャイアントパンダの観覧待ち時間に関する情報が発信されています。また、東京ズーネットの「上野動物園 混雑マップ」では、上野動物園のリアルタイムの混雑状況を確認することができます。
おわりに
上野の森は、芸術、歴史、自然が一体となった、まさに「都会のオアシス」です。
美術館で心を揺さぶり、自然の中でリラックスし、心身ともにリフレッシュできる場所。
この秋は、ぜひ上野の森へ足を運んで、芸術と自然が織りなす特別な一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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