新規事業をやりたいけど開発予算がわからない方へのアドバイス【安く、でも良いものがほしい】
新規事業系の案件を受ける時に良く聞くフレーズがあります。
・やりたいことはあるんだけど、開発に関する予算がわからない
・開発予算がわからないから、まずは見積もりをお願いしたい
・見積もり出たけど、ピンきりでよくわからない。
ちょっと厳しい言い方ですがこれらの質問をする時点で、地獄への一歩を歩んでいます。
この質問の後どうなっていったか、ちょっと見てみましょう。
見積もりを出して、開発が始まり数ヶ月後・・・・
・知人のシステム開発会社に話をしたら、もっと安く出来る方法があることが分かった。どうしてそっちを提案してくれないのか。騙された。
・要らない機能がたくさんついているように感じる。開発会社はわかってくれているのか不安になってきた。
・安く作ったけど見た目も安っぽい、、値切り過ぎたかも。。。
そして、リリース日
・あれ?欲しいと思っていた、機能が入ってない?
・複雑過ぎて使い方がわからない・・。
・出来てはいるけど、お金かけた割には見た目が味気ない・・・・。
う、う〜〜〜〜む。💦💦💦💦💦💦💦
システム開発の絡む新規事業開発をされた方にとってはもしかしたら「あるある〜・・・」なのではないでしょうか。(合っちゃ困るんですが・・・^^;)
今回は、そんな新規事業開発あるあるのお話
原因はどこにある?
さて、先ほどの流れで何がいけなかったのでしょうか。
解説していきます。
格安でやる方法はたくさんある。
システム開発会社の人間がこんな事を言うのもなんですが
安く済ませる方法が割と沢山あります。
「ホームページ 格安」とか「顧客管理システム 格安」とか「ECサイト 格安」とかで調べてみましょう。
ウェブサイトならWixi,ペライチ,Strikingly,エトセトラ
ECならShopify、BASE、エトセトラ
顧客管理なら、ZOHO、Kintone、エトセトラ
安くて月に数千円、高くても月数万円で済むサービスで溢れています。
と、ご覧の通り新卒給与でも十分に出せるほどの格安サービスは山ほど出てきます。
システムを発注し始めてから、「もっと安いやり方あったやん・・!騙された・・!」と思う方は
残念ながら、この事前のリサーチが足りてない場合がほとんどです。。
特にそう安くないお金が動くシステム開発においては、自分なりにも調べて見ることが大事です。
システム調べても使い方わからんねん!
色々サービス調べたけど、使い方がもよくわからんし、何が出来るのかわからんから、専門家に頼んでるんじゃ・・・!
と声が聞こえてきそうです。。
そうですね、そういった場合には、とっても簡単な解決方があります
「{サービス名} デモ」でYoutubeで調べてみましょう
たとえば、
「kintone デモ」でYoutubeで検索してみるとこんな感じ↓
「ZOHO デモ」でYoutubeで検索してみるとこんな感じ↓
「ペライチ デモ」で検索してみるとこんな感じ↓
検索して上位に来るようなサービスであれば、大概、デモ動画やら使い方を解説した動画がYoutubeに上がっています。
これらの動画を、寝る前や仕事で集中力が切れた時に眺めておくだけで
手を動かさずとも何が出来るのか?どんな使い方をするのかが、おおよそイメージが沸くかと思います。
ね?お手軽でしょう?
自社開発か?プラットフォーム利用か?その判断は〇〇を見ろ。
おめでとうございます。
ここまでくれば、あなたは自分がどんなシステムを求めているのか大分わかってきている状態になっています。
そして最後に出てくる問題は
自社のシステムを持つか/他社プラットフォームを利用するかの問題です。
ここで、自社開発とプラットフォームの違いをまとめてみます。
自社開発のメリット
・作りたい機能が作り放題
・プラットフォーム依存でないのでリリーススピードも思いのまま
・自社のビジネスの変化に適合した進化を遂げられる
自社開発のデメリット
・コストが掛かる。
・初期の頃は似たような機能を開発するので、コスパが見えづらい
プラットフォーム利用のメリット
・色々な機能をすぐに使える
・開発費用をかけることなくビジネスをスタートすることが出来る
プラットフォーム利用のデメリット
・プラットフォームで提供している機能を使うのでビジネス的な制約を受ける。
・サービス切り替えコストが高まる(将来、自社開発とかってやると割と大変)
メリット・デメリットを比べてみると、まぁそのとおりだな、と思うと思うのですが
では、自社開発・プラットフォーム、どちらを選べばいいのでしょうか?
それはズバリ、
見込み顧客の数
を見ると良いかと思います。
見込み顧客が多く、早期に売上が見込めるのであれば、自社開発に踏み切る。
一方で、見込み顧客がいるかわからない、言葉通りの「新規」事業なのであればプラットフォーム利用をオススメ致します。
というのも、自社開発には、それなりの初期開発コストがかかってきます。
一生懸命作ったシステムをリリースしても、もし売上が雀の涙だったら、、、、、言わんとすることが伝わるかと思います。
売上が早期に上がる見込みが上がる場合には、自社開発を行い集客導線、LTVを向上させる仕組みをゴリゴリとくみ、利益率アップへとアクセスを踏むほうが費用対効果が高いと考えます。
ちなみに自社開発は、開発するのに3〜6ヶ月ほどの時間がかかるので、商機を逃さないようなリリーススケジュールそしてそれに耐えられる開発体制を組む必要がありますのでお気をつけください。または、私までご相談ください笑
最後に
無知は罪なり、知は空虚なり、英知を持つもの英雄なり
by 読み人知らず※
言い換えると
「知らなければ損をし、知ってるだけでは価値がない、行動してアウトプットするやつだけが成功する」
という感じでしょうか。
耳が痛い点もあるかもしれませんが、数百万のお金を失ったり、人間関係を壊さない為にと考えれば
ちょっと自分で調べてみる
ちょっと自分で触ってみる
ちょっと自分で考えてみる
少しの行動で数百万のお金が浮くと思えば安いものだと思いませんか・・・?
ちょっとでいいので行動してみましょう。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
また次回の記事でお会いしましょう。
P/S
※ソクラテスの言葉かと思っていましたが、調べてみると出典が無いとのことなので、読み人知らずにしています
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