種市貴文@プロダクト開発探求

代表やりながら現役エンジニア。初学者に向けたプログラミング学習アドバイスから経営者へのシステム/エンジニアとの付き合い方など書いていきます。

種市貴文@プロダクト開発探求

代表やりながら現役エンジニア。初学者に向けたプログラミング学習アドバイスから経営者へのシステム/エンジニアとの付き合い方など書いていきます。

最近の記事

お金をドブに捨てないシステム開発のススメ方

●書き出し システムを作りたいけど、どう依頼したらいいんだろう。 お金のかかることだけどどう伝えたらいいかわからなくて不安 欲しいものは手に入るのか・・・? ●陥りがちな思考トラップ システムを外注する時に大体以下のような思考の変遷を辿ります。 ステージ1:開発は専門家なので、とりあえずお願いしたらいいものが出てくるだろう。 → あれ?出てきたものが微妙すぎる・・・!バグだらけで使えない ↓ ステージ2:言わないと駄目なのか、もっと細かく指示しよう。文言もポップアップも

    • プロダクトマネジメントに必要な情報源まとめ(適宜更新) 2022.11.07最終更新

      とりあえず自分のメモ書きにまとめています。 適宜、更新します。 ●プロダクトマネジメント最初の一歩 ・ヒットすると思って作ったが、全然ユーザーが定着しない ・欲しいと言われたから作ったのに、使われない に泣かないように。 ●プロダクト開発のリアル ●ユーザーヒアリングの罠にハマらず、正しくユーザーに価値を届けるプロダクトをする為に。 ユーザーの本当に求めているものと聞き出して、システムに取り込む為に必要な考え方とヒアリングの技術 ●プロダクトマネージャー必要なスキ

      • コードvsノーコード?エンジニア経営者から見たプログラミングの未来

        最近、ネット界隈でノーコードがバズっていますね。 反応を見てみると、様々です。 ・プログラムが書けなくてもプログラマーになれる世界が来る! ・いやいや、実際の要件では、ノーコードなんて危ないよ! ・ノーコードは敷居が参入障壁が下がるだけでエンジニアの仕事はなくならない! などなど、、 いろいろな議論があるので、経営者的な視点で私も考えてみました。 結論から書くと コードもノーコードも共存するんだろうなぁ。 と思っています。 この記事を書いている私は、IT歴20

        • どうしてこうなった?マイナポイント予約サイトから考えるシステム開発の怖い話

          先日こんなツイートをしました。 総務省のマイナポイント予約サイトがIE11のみ対応となっており 今どきIE11のみって、、、とネット民がざわついたというのがこのあらまし。 その他にも ・今どきChrome非対応とか、、、 ・使えないシステムすぎる・・・ ・日本のIT周りは本当ダメだ・・・ とネガティブな反応が多く見受けられました。 でもこれ、実は、他人事ではないのです。 あなたの会社のシステムもこのようなシステムが生まれる可能性が十分にあるのですから。。。 今

          【ITの世界に飛び込むなら】駆け出しエンジニアがまず最初に学ぶべきこと【ITパスポート】

          ・未経験からエンジニアになりたいんですけど、ドットインストールでしょうか? ・PHPとかRubyとか色々ありますが、どの言語から学んだら良いんでしょうか? ・オススメの書籍はありますか? とエンジニアを志す方から頂くよくある質問 今回はこちらに答えていきたいと思います。 よくありがちなエンジニアになるためのアプローチ◯ドットインストール/Progateを勉強する 私の周りもそうですし、twtitter界隈を見ていても 多分8〜9割がここから入るのではないかと思います。

          【ITの世界に飛び込むなら】駆け出しエンジニアがまず最初に学ぶべきこと【ITパスポート】

          誰とでも上手く仕事を進めるに為の秘訣は「自己紹介」にある。

          ・いつも仲良かったあの人と仕事してみたら、、ガサツで驚いた ・いつもはおだやかな人なのに、ミスをしたら鬼ほど責めてきておどろいた ・仕事をしてみるとなんだか責任感を感じない。。。やる気があるのだろうか・・。 友人の間では良い関係だけど、仕事をしてみると、あれれ?って思うことありますよね。 今日はそんな仕事をする上でのお話。 人と仕事をするのは意外と難しい。 経営者となってから、サラリーマンをやっていた以上に色々な人を見ることも増えましたが 仕事の考え方、取り組みは本

          誰とでも上手く仕事を進めるに為の秘訣は「自己紹介」にある。

          エンジニアになる為に必要な資質

          ・エンジニアになりたいっていうけれど、そんな甘いものじゃないのでしょうか? ・エンジニアになりたいと思ってProgateとかドットインストールを学んでますが、次に何をしたらいいでしょうか? ・エンジニアは稼げますか・・? と最近、未経験からエンジニアを目指す方々から相談を受けているので、 エンジニアになるための素質、についてお話していきたいと思います。 エンジニアを志し、挫折してしまう人の特徴・動機が明確でない ・教科書ベースの字面学習ばかりになっている ・教え

          エンジニアになる為に必要な資質

          新規事業をやりたいけど開発予算がわからない方へのアドバイス【安く、でも良いものがほしい】

          新規事業系の案件を受ける時に良く聞くフレーズがあります。 ・やりたいことはあるんだけど、開発に関する予算がわからない ・開発予算がわからないから、まずは見積もりをお願いしたい ・見積もり出たけど、ピンきりでよくわからない。 ちょっと厳しい言い方ですがこれらの質問をする時点で、地獄への一歩を歩んでいます。 この質問の後どうなっていったか、ちょっと見てみましょう。 見積もりを出して、開発が始まり数ヶ月後・・・・ ・知人のシステム開発会社に話をしたら、もっと安く出来る方法

          新規事業をやりたいけど開発予算がわからない方へのアドバイス【安く、でも良いものがほしい】

          【コレを聞いたら気をつけろ】エンジニアが新規事業に誘われた時のチェックポイント3つ

          最近、新規事業を一緒にやりませんか?というお誘いを良く頂くようになりました。 過去にも既に何度か新規事業に携わったり、ジョイントでやったり、客観的に観測したり、としていたのですが その中で見えてきた失敗ノウハウがあるので、今回はそれを書こうと思います。 新規事業を考えている方。新規事業に誘われている方。必見です。 失敗する新規事業に多かった発言TOP3 ・ユーザーが集まったら広告費とかで稼いで他の会社に売ろうよ。 一言一句、同じフレーズを何度聞いたかわかりません・・苦

          【コレを聞いたら気をつけろ】エンジニアが新規事業に誘われた時のチェックポイント3つ

          【第1章】3ヶ月で自走するエンジニアの育て方〜コミュニケーション力基礎固め編〜

          ・未経験エンジニアを雇ったけど、いつまでもパフォーマンスが上がらない ・技術はわかっているっぽいけど、技術用語ばかりでコミュニケーションが取りづらい ・ミスをしたので怒ったら、数日後に辞めますと言ってきた 嗚呼、どうしてエンジニアを育てるのはこんなにも難しいのか、。 そこで簡単なようで意外と難しいエンジニアの育て方についてお話していきたいと思います。 新卒エンジニアを教育する際にまず確保するべきものはなにか・・・? それは「コミュニケーション経路」の確立だと思います。

          【第1章】3ヶ月で自走するエンジニアの育て方〜コミュニケーション力基礎固め編〜

          エンジニア&非エンジニア、お互いが気をつけるべきコミュニケーションポイント後編

          さて、前回の続きです。 前回の記事では、エンジニアとのコミュニケーションで起こりがちなトラブルと その原因についてお話させていただきました。 今回はそれを踏まえて、じゃあどうやって話したら良いの?という点についてお話していきたいと思います。 こうすればスムーズになるかも?エンジニアとのコミュニケーションノウハウTOP3 依頼背景を伝えて見よう。前回の記事で「2つの数字を足すプログラム」を例にプログラムを組む際に、どれだけの検討事項が必要なのかをお話させていただきましたが

          エンジニア&非エンジニア、お互いが気をつけるべきコミュニケーションポイント後編

          エンジニア&非エンジニア、お互いが気をつけるべきコミュニケーションポイント前編

          ・社内にいるエンジニアと上手くコミュニケーションが取れない。 ・依頼したものは出来るけど、使い心地が悪い ・どうしてこんなに無骨なデザインでエンジニアは平気なのか ・何かを相談すると、問い詰めるように色々なことを聞かれる、悪いことしたのかな?って思っちゃう ・何か依頼をすると、すぐにリスケを依頼してくる、温度感を感じて頑張ってくれないのか はい、、しばしば聞くエンジニアへ不満・不安 今回は、エンジニアに対してよく聞く不満とその解決方法についてお話していきたいと思います。

          エンジニア&非エンジニア、お互いが気をつけるべきコミュニケーションポイント前編

          プロダクト開発をするならこれを揃えろ!開発でトラブルにならないための3つのポイント。

          プロダクトの開発をお手伝いする際に、良く相談されることがあります。 ・創りたいものはあるんですが、これどうやって依頼したらいいんでしょうか? ・え、これ伝えないといけなかったんですか? ・細かく仕様を作れと言われてもそんな時間取れないんですがどうしたらいいでしょう。 初めてのシステム開発で、発注方法がわからず、右往左往、金額は大きいけど上手くいくかわからない。 ということで、今回はそのあたりをお話していきたいと思います。 よく相談される&誤解されがちな情報連携方法 T

          プロダクト開発をするならこれを揃えろ!開発でトラブルにならないための3つのポイント。

          スタートアップCEOがやってしまいがちな失敗するCTOの付き合い方

          社内でCTOを雇いたいんだけど、どんな人が良いかな・・? CTOがいたんだけど、最近辞めたいと言い出して、、何が原因かわからない・・ 最近、CTOの動きが悪い気がしてて、給与に見合ってないと思うんだけど、、 という、スタートアップから少しして社内にCTOを抱えるようになった時によく生まれる スタートアップCEOxCTO、付き合いの悩みについて本日は書いていこうと思います。 スタートアップCEOが出会いがちなCTOとのトラブル3選 1つ目:CTOを雇ったけど、期待する

          スタートアップCEOがやってしまいがちな失敗するCTOの付き合い方

          一寸先は闇かもしれない。スタートアップはどのようにプロダクト開発をするべきか?後編

          こちらは、↓の続きです。 今回は、ではスタートアップではどのようにプロダクトを作ると良いのでしょうか? 私が考える上手く行くプロダクト開発についてお話したいと思います。 チェックポイント1:売上が見込めるかどうか?システムを開発する際に、ちょっと考えてみてください。 そのビジネスの売上でシステム開発費用を補填するのに、何ヶ月必要でしょうか? リリース後に6ヶ月以上かかってもペイできないようであれば そもそもシステム化の時期ではないと判断したほうが良いでしょう。

          一寸先は闇かもしれない。スタートアップはどのようにプロダクト開発をするべきか?後編

          一寸先は闇かもしれない。スタートアップはどんなエンジニアに採用/発注するべきか?前編

          スタートアップにおけるエンジニアとのお付き合いで、こんなお悩みを良く耳にします。 ・スタートアップに参加しているエンジニアってほんっとうにいない。。 ・採用したいけど十分なお支払いができなくて折り合いがつかない。 ・フリーランサーに外注したけど、途中から連絡来なくなって頓挫した。。 などなど。 資金も少ない中、どうしてもプロダクトが作りたい、といったスタートアップCEOからよく聞くお悩みです。 今回は、コレに関して書いていこうと思います。 題して、お金を失うだけにな

          一寸先は闇かもしれない。スタートアップはどんなエンジニアに採用/発注するべきか?前編