『在り方』を考える
おはようございます。
今朝は突然雨が降ったりと天気が不安定な札幌です。
今日も冷え込みが強く、天気予報を見る限りだと秋の空気の上に冬の空気が流れ込んできているようで、その下では雪も降っているとかなんとか。
札幌市内でも恐々とまことしやかに囁かれている――――『雪虫』の存在。
初雪は、もうすぐそこ…………なんでしょうかね。
今朝、西村さんのこんなnote記事を読みました。
『あり方改革』
とても心に響いたと同時に、どれだけの人がそういう考えになるのだろうと思います。
一部の『意識高い系』の人たちの雲の上のような話。
自分の今の生活に何の疑問を抱くことなく、ただ目の前のことに忙殺される日々。
『忙しい』の『忙』は、『心を亡くす』と書きます。
心が死ぬということ。
ただ人形のように言われたことだけを業務としてこなしていく。
(中には言われたことすらまともにできない人もいますが……)
それをやることに、何の疑問も持たない人たち。
考えることを放棄した人たち。
そんな人たちに『あり方を考えよう』という西村さんの言葉が本当に届くのか、私は知りたい。
私は物事の本質を『知る』という行為が好きです。
自分がやることの意味を求めるし、そこに価値があるか否かで物事を判断します。
だから、自分にとって価値がない、無駄だと思うことに時間と気力と労力を割くことを厭います。
けれど、私の周りには驚くほど『そういう人』が少ない。
どうして考えることをしないのか。
考えることを放棄してしまうのか。
まぁ、どうしようもないことを深く考え込み過ぎて堂々巡りになるのも良くはないですが、ちょっとだけ「どうしてこうなったんだろう?」と疑問を持つことくらいはしてもいいことだと思うんです。
「働き方」(How)ももちろん大事だけれど、何のために働くのか?という「あり方」(Why)がそれ以上に重要だと思っています。
そもそも、自分は誰に対してどんな価値を提供したいのか、そう思うのはなぜなのか、といった問いに向き合うことを通じて、自分自身の「あり方」を見つめなおしてみると良いかもしれません。
これを読んだ時、以前受けたキャリアコンサルティングで初回の最初に声を掛けられた言葉を思い出しました。
「たんちゃんは、どういう生活を送りたい?」
その時私が答えた内容は
・自分の好きなことを仕事にした生活がしたい
・ガツガツ働くよりは、プライベートも充実させたゆとりある生活
・犬を飼いたい、犬と一緒に通勤したい
・規則正しい健康的な生活を送りたい
でした。
キャリアについてはこれまで時間もお金も投資してきた方だと思います。
20代は心の病気にもなるほど全力で駆け抜けましたので、30代以降は少し公私共に『ゆとり』が欲しいと思ったんです。
けどそれは『ゆるっと、ふわっと、何となく』ではなくて、がんばる時にはがんばり、休む時はしっかり休む『メリハリのあるフレキシブル』なゆとりです。
どうしても職人気質でこだわりが強くなり、視野も狭くなりやすいですので、なるべくそういうのを少なくして、しっかりやる時はやるけどやらない時はやらない、そういう生活をしたいと思ったんです。
だから、そういう生活を送るためには、仕事をどういう風にしていけばいいだろうか。
今の私にできることはどんなことだろうか。
実現するには何が不足だろうか。
冷静に、かつワクワクして物事を見つめることができ、答えを出すことができました。
もし、あなたが今の自分の状況について何も疑問に思っていないのなら、私は問いかけます。
『あなたという存在は、誰を幸せにすることができますか?』