第3章 ヴィパッサナー瞑想とは(2)
こちらのnoteでは、17時30分から15分間、ClubhouseでMBSRトレイニーが読書会を行っている内容をシェアしております。
ヴィパッサナーは、仏教の中で最も古い瞑想。
注意深く見て、聞いて、気をつけて味わい、敏感に匂い、充分に触れ、そして様々な経験の変化にしっかりと気づくこと。思考に囚われずに、思考に気づくことを学ぶのです。
ヴィパッサナーの目的は、現象の無常・苦・無我の真理を見ること。これに気づかないことは眠っているのと同じ。私たちは自分が「気づいていない」ということにも充分気づいていない。
「今まで教わったことは横においておき、理論や先入観、固定観念は忘れます。私は生の本質を理解したい。生きるとはどういうことかを本当に知りたい」。このような心構えで瞑想を続けるなら、成功するでしょう。
智慧のことをパーリ語で、「ヴィパッサナー・バーワナー」。バーワナーは「育てる」。バーワナーは「心を育てる」。ヴィパッサナーは「観察する」「特別な方法で」。つまり物事を明確に細密に観察します。