第10章 問題に対処する(5)
こちらのnoteでは、17時30分から15分間、ClubhouseでMBSRトレイニーが読書会を行っている内容をシェアしております。
問題4 眠気
瞑想中、眠くなることはごく普通にあります。眠気が現れたとき、その眠気に気づきます。眠気は思考にある影響を与えています。それを発見し、それに付随身体の感覚を見つけるようにするのです。
気づきは眠気と正反対のもので、眠気を吹き飛ばします。もし眠気が消えないのであれば、食事・あるいは疲労感…。瞑想しているときは眠気に負けず、目を覚まし、気づくのです。
眠気が強いときは、息を深く吸い、吸ったまま、できるだけ止めて、ゆっくりと吐くことで、身体は活気づき、眠気はなくなるでしょう。
問題5 集中できない
心が過度に活発になりすぎて心が落ち着かなくなることは、誰でも時々経験するでしょう。心の散漫が外の世界にみつけられるかもしれません。そのときは、スケジュールを少し調整することで効果的に対処できます。心に抱くイメージは強力なもので、心に長く留まります。
自分自身の感情によって集中できないとき…日常生活で何か問題がある場合、その同様が瞑想中に持ち込まれるのです。瞑想前にその問題を解決しておくか、問題が解決できないようなら、とにかく瞑想するのです。
次に心が全く落ち着かず、その原因がはっきりわからないという日もあるでしょう。瞑想には波があります。ヴィパッサナー瞑想は第一に、気づきの実践です。いま起こっていることに気づくことが大切であって、心を空にすることはそれほど重要ではないのです。