自分を傷つける行為はつながっている

自傷行為のつながり
この本では、リストカットのように手首など自分のからだを自分で傷つけるような自傷行為、また摂食障害、物質乱用・依存（嗜癖しへき・アディクション）を中心にとりあげます。
身近な人が、あるいは自分自身がそうした行為をしている、もしくはしたことがあって、もしかしたらこの先もまたしてしまう可能性がある…、そういった状況にある人に向けてかかれています。
自傷行為、摂食障害、物質乱用・依存は、一見別々の行動のように見えますが、これらは自分で自分のからだを傷つけてしまうという点ではつながっています。直接傷つけようとしていなくても、長期的には健康を損なうリスクが高いという点で摂食障害、物質乱用・依存も間接的な自傷行為だと考えられるのです。

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