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第16章 気づきから得られるもの

こちらのnoteでは、17時30分から15分間、ClubhouseでMBSRトレイニーが読書会を行っている内容の予習として、この場をお借りしております。
気になる方は、「人生が変わる読書会」をご視聴ください♡

ヴィパッサナーを実践することで、初期には日常生活で役立つこと、後には非常に深い超越した結果が得られるのです。ただそれが本当かどうかは、自らの実践(体験)することが大切です。

心の障害物または煩悩は、エゴそのものが現れたもの。エゴは本質的に分離の感覚…「私」と「他のもの」の距離感です。エゴが働いているとき、この距離間は心を支配し、煩悩がエゴの働きを強めます。

気づき(マインドフルネス)は物事を深く、非常に明晰に認識します。煩悩の根元に気づき、その構造を明らかにし、原因と結果まで見ることを可能にします。

仏教徒は…人間の根本的な本質について話したがりません。
ただなかには、言葉で説明しようとする人たちもいて、
人間の根本的な本質には、煩悩が入らないときにだけ、「純粋で神聖で本質的に善である」といいます。

常に気づいているとき…
すべてのものが輝き、特別に見えるのです。
経験したことを固定観念に入れることをやめ、説明することも解釈することもなく、瞬間瞬間、現象に語らせます。常にあるがままに観察できるようになると、心はますます落ち着いて、この瞬間のあるがままのシンプルな経験の中で、今ココへと留まるのです。

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