(162)"「推し」カルチャー"でアニメブームが再来?!
おはようございます。たなです。今日は絶賛大人気の呪術廻戦からアニメのマーケティングを探ってみたいと思います。
ここ数年のめざましいアニメブームにはすごく驚かされますが、これまでの決定的な違いとしてアニメを見てる人、いわゆるオタクの存在が忌避されることがなくアニメを好きであると語ることに抵抗がなくなったというのが挙げられ、中でもこれまではあまり多くはなかった「女性」がアニメや漫画を好む傾向が近年強まっているように感じます。
それにはこんな理由があると僕は考えます。
それは、"「推し」カルチャー"を推進したから。
です。
この"「推し」カルチャー"というのは僕が今勝手に名付けた仮の名前ですが、この「推し」という存在はアニメを見る女性の数が増加することに拍車をかけたのは言うまでもありません。
それでは今回のテーマである呪術廻戦を例にとってみてみましょう。
呪術廻戦の人気キャラクターといえば五条先生というキャラクターです。
この五条先生はなんといってもイケメン。強い。普段と本気時のギャップなどなど、どの面をとっても女性が「推し」として好む要素がたくさんあります。
こういったキャラクターを際立たせることによって女性がアニメや漫画を見るきっかけを増やしていけます。また日本のアニメ業界がこれまで以上に盛り上がり、高い経済効果も期待できるわけです。
すると、これまであまり評価されていなかった漫画やクリエイターのかたなどにも注目が集まりどんどん面白い作品が世にでまわるという素晴らしいサイクルをうみ出します。
このように現在のアニメブームは""「推し」カルチャー"を推進することでこれまで業界には少なかった女性のターゲッティングに成功したのです。結果業界全体が盛り上がっているというわけです。
今日はここまで、また明日。スキ待ってます。