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2024/10/5 公園でノンアル
窓の外がどうも麗らかだったので、メルカリで売った不用品を発送するついでに公園に向かう。公園といっても住宅地にある子どもたちしかいない小さな公園ではなく、お年寄りたちのウォーキングコースになるような自然豊かな公苑タイプだ。
本当は芝生の真ん中に堂々とレジャーシートを敷いて、腹肉に存分に風を通したいのだが、人目を気にしてしまう。友人たちと一緒なら間違いなくそうするのに、1人だとできない。
それはやはり「やっぱり太い人はそうなんだなぁ」という視線で見られることを気にしているからである。もちろんただゆったりするわけではなく、食べ飲みするわけだから。公園の目の前にあるスーパーでノンアルのウメッシュと小入りの唐揚げを買って来ていた。
複数人で唐揚げを食べていたってなんとも思われないだろうが、太い人が1人で唐揚げを食べているのを見た人の頭には、オートで唐揚げと太い人が手を繋いでいる図が浮かぶと思うのだ。そんなことないのだろうか。太い人特有の被害妄想だろうか。
だって私は太い人なのに、別の太い人が唐揚げを食べているのを見たら「そうだよなぁ」と思うもの。細い人が見たらより「やっぱりそうだよなぁ」と思うんではないのか。
とにかく人目が気になるので、仕方なく公園の端の人の少ないエリアにある机を探す。ベンチに腰掛けてパクリと食べて、グビリと飲む。暑くも寒くもない空気に触れて、ちゃんとご機嫌になった。
ひとつ言い忘れていたが、昼に家で「鶏ももときのこのクリームパスタ」を作って食べた30分後の話である。秋の土曜日だからさ。ね、いいでしょ。
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太い人の無益なエッセイ・日記
日常を過ごす太い人のゆるい日記、エッセイ集。がんばりすぎな人の緊張の糸を弛ませる無益な短文。
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