芸人、脚本家、作家として活動している『たなしゅう』のここだけの限定コンテンツや、創作秘話など盛りだくさんなメンバーシップです。 こんな人にオススメです ▪️ここだけで読める小説や脚本を発信! ▪️ここだけで読める創作裏話や技術論!! ▪️たなしゅうの創作の仕方に興味がある!!! ▪️なんなら、たなしゅうと一緒に創作したい人、作る過程を観たい人!!!!
ほぼ全ての有料コンテンツがご利用頂けます。
たなしゅう
その日のメモ。まとまりもない文字の欠片。「ここ、これ、いいじゃん。ここはようわからん」と楽しんでください。創作の手前。
エッセイとかコラムとか。そんな風な日記のような。
短編小説を書いています。10分くらいで読めるかと思います。ほら、移動中とか待ち合わせとか寝る前とかに読むのに丁度良いよね。スキとか感想を貰えると嬉しいです。ちょっと不思議な話。
一人コントや芝居や番組台本を。その台本です。少しずつ手直ししたりもします。
下手寄りに机、椅子 暗転板付き 椅子に座っている L:全明転 M:シシおどし 原稿を書いている 頭をかきむしる 原稿用紙を丸めて棄てる 酒を飲む 机を叩くように酒を置く 人が来る 「…何しに来た?」 「…そこ座ってて」 「締切?わかってるよ、今書いてるだろう!」 「…ハァ」 振り向きながら、万年筆を持って立ち上がる 「…は?なんつった今?温泉入りました?入ってる場合か!アンタのためにこっちはこうやって温泉宿に籠りきりで寝ずに原稿書いてるんだよ!あ
面白いってなんですか? と聞かれて《何かとナニカの間にあるコト》と適当に答えたけれど、そんなに外してないと思う。 事務所ライブで久々に、芸人としてカツンとウケをとり、ネタが飛びそうになった。一人コントを19歳で選んだのが意味がわからない。漫才しろ、コンビ組め。でも今となって、俯瞰でみると、一人コントが合ってるし、コレからの僕にとって、最適解だと思う。ヒポポポクラスの稽古をしているから、一人コントの間とか雰囲気が良くなっていた。つまり、普段の僕はシンプルに場数と稽古が足りない
誕生日を十月十三日に迎えまして、38歳になりました。 例えば、引っ越す為に部屋探ししていて築三十八年とみると古く感じます。それぐらい生きています。仕事仲間が干支一周下なんてことも最近は当たり前の様にあります。 37歳を振り返ってみます。 去年の誕生日は確か、仕事で和歌山に弾丸で行ってました。三十六歳から三十七歳というのはアイドルグループ「にっぽんワチャチャ」のYouTube企画をお手伝いしたり、NACK5朝の情報番組内のラジオドラマを書いたりしてました。 去年の年末ぐら
やればやるだけ課題が出てくる。 落ち着いて、深呼吸してみて、何とか乗り越えるけど、上手くなりたい上手くならないとと思うばかり。 書けば、やれば、歌えば、それは過去。 次の熱狂はもうここには無い。 昔の技術を引っ張り出して乗り越えても心震えることもない。 だからつくるし、だからやるし、焦燥。辿り着くことなどないのではないか。 憧れる力が必要。 キラキラしたい。 輝く前の段階。 感情が無いと各所で指摘され苛立つ感情。 秋刀魚を頭齧る動画なんなんだよ。 半年ぶりか、大阪
夏から秋へのグラデーションが雑だ。 秋が好きだ。 このぐらいの季節は寂しさに似てる癖に、飯がうまい。過ごしやすいのに終わり行く感じまである。矛盾は色気だ。 秋になると、小学校の時の窓の外を眺めているイメージをなぜか思い出す。秋めいてきた木々を思い出す。 脚本仕事を夏にしすぎて、疲弊したので、少し休む。減らす。それでいて、自主制作を強めなければと言う焦りは増す。結局、側から見たら何も変わらない。褒められる事などない。望んでいたかすらあやふやの有耶無耶。 適当なスープを作
ゴミを深夜に出す行儀の悪さで秋の訪れを知る。九月も半ば。夏終わりゆく夏。あまり、それらしい思い出もなく、しかし、夏前に使えなかったWordを使えるようになってきた。 住んでいるアパートには、割と部屋として使えるロフトがあるのだが、夏は暑すぎて倉庫として、ほったらかしなのです。そこにはこたつ机も、いわゆるデスクもあり、良い椅子もソファも置いているのに、散らかりっぱなし。流石に涼しくなってきて仕事部屋にしようと登ってみると、買い溜めた本の山。要らない服も捨てよう。 血流が悪い
もう今度こそダメだと思いながら書いている。 毎日三本四本何かかいて夏が終わり、やっとタスクが無くなり、次の舞台の脚本を書き出す。短編小説もコントも書きたい。 留まれば濁る。 それでいて、清濁合わせ飲むために、わざと動き留まる。 駅と駅の間にある感情、情動、譲渡いたします、どうぞ極楽浄土、譲渡いたします嬢。 歌えども謳えども届かないけれども歌えないほど苦しくもなく。深夜の松屋のおまけな、味噌汁だけが救い。 物語を作る、誠実でなきゃダメで、少しでも油断して甘えたら、ただ
事務所ライブ終わりに、先輩のウフフワッハッハ師匠に誘われて、島内というものさん、仙水と昼から飲んだ。芸人と飲むのは良い、原風景だ。なんて事ない下北沢の居酒屋。仙水のお湯君は偏食で何も食べられない。僕は脚本ばかり書いていても、やはり芸人で、彼等と過ごして行きたいのだ。 芸人というのは職業であり、生き方で、人種で、哲学、宗派だ。 僕が息が出来る様になったのは、18歳の頃、養成所に通う様になってからだ。自分と同じ価値観を持った人がこんなにいて、しかも、多種多様にも感じた。辞める
誰かと話したい夜はあるけれど、 話したい人はもう居ない。 話したかった事も忘れて、 久しぶりに会って、 なんだかこんな夜もあったよこんな感じだったよなと、 その、会話のリズムに委ねて話す。 夢は叶ったよ。 次もきっとうまくいくよと、 何もなかった日々の様に安い酒を飲む。 大久保と新大久保の間を歩いて、安いスパイス屋さんに入る。 大阪でも東京でもない様な、誰の街かわからないココで新しい夢を探してみる。 路地裏にはタンクトップの異国の女が何やら僕らを伺いながら。声もかけてくれ
貸した金が全額PayPayで返ってきた。 驚愕した。 借りた金は現金で返すモノだという偏見に苛まれていたのはコチラだったのだろうか。 価値観とはそう言うところに出るのだろう。 いや、どうせ、行きつけのスーパーマーケットはPayPay支払いが出来るわけだから、良いのだけれども50000円もPayPayに入っていた事がない。所詮は現金派よ。 中々、この二カ月ほど、苦難していた脚本仕事がひと段落した…と思う。数字に苦しめられつつ、数字に救われる。今度はこれが基準になるのだろうか。
この一カ月は、何社か、何アカウントかもうわからないのですが、依頼で書き仕事をしていまして、発見がありました。 それは、面白いモノを書ける時と書けない時の差。 結論から言うと、僕の場合は信じてくれて自由に書かせてもらってやっと半々ぐらいで良いものが創れる書けると言う事です。 もう一つの結論は、双方に疑念があるととてもじゃないけれど書けないと言う事。 所謂、大人になれていないと言う事なんだと思います。この一カ月、数も書いていたのですが、我ながらめちゃ良いモノとどうしようも
今日も何とか脚本を書いて送れた。 追い込まれた時の自分ありがとう! どうやって書いたのかわからないけれどノルマ一本のところ、四本も送った!割といいと思う!ショートドラマ!なんとか形になれ!新機軸!上がれ単価!焼けろ肉!全部にギャラ出たら布団買い替える!とか思いながら阪神タイガースを応援しておりました。甲子園が100周年らしいです。 ベイブルースが「デカい!」って言ったらしいですよ。当時の日本人達が世界一の球場作ろうってことでどデカい甲子園を作ったとの事をアナウンサーさんが
ストレスを感じると左耳が痛くなる様になった。 聞こえてはいる。なんならば、音は強く鋭く入ってきてる。 幾つかの重ための仕事が終わり、家路に着いていると、音は適正になり、痛みも消えていた。痛み止めが切れる時間にそうなったモノで、やはり、ストレスだったのかなと思うのに少し時間が必要だった。 ネガティブなことではなく、そりゃまぁそうかという印象。半年一年前からは想像出来ない予算感や世界観のところに、届きかけている。書き上げるだとか、プレゼンというか演出というか人に伝えに行く時に
体がここ数日、痺れていた。 比喩ではなくマジで。 足の裏が正座して20分とかの時に痺れる感覚あるじゃあないですか。 アレが寝てても歩いててもあったんですね。 いよいよか?とか思ってたのですが、とあるドラマの締め切りを書き終えて、提出したらとまりましてね。そう言うやつ?と思ったらそう言うことの様でね。 ここ半年は穏やかな生活を心掛けつつ、振り返ればすごいスピードで外側に引っ張り出されていましてね。 脚本を書いたり、演出をつけたりしておりまして、詳しい現場の皆様が言うにはそ
人の人生を眺め続ける事ができるのは、とても幸福な事です。 それと同じぐらいに、自分の人生を通して表現し続けて、誰かの夢であり続けて…ステージに立ち続けるという事は尊く、難しいとも思うのです。 今日は、お世話になっている《にっぽんワチャチャ》というアイドルグループに所属する鈴木M ob.さんの生誕ライブに行ってまいりました。 にっぽんワチャチャプロデューサーいっP氏が大阪吉本時代の芸人仲間、養成所同期なんです。 去年一年間、にっぽんワチャチャさんのYouTubeなどをお
たなしゅうの誰でも入れる企画室 ショートドラマ 「オンライン占い」 《登場人物》 たなしゅう 怪しいオンライン占い師。家にあるモノで何でも占える。変な占い方なだけでいいヤツ。 松浦 オンライン占いを始めてやるOL。今の彼氏と結婚していいか悩んでいる。 《設定お題》 家にあるモノで、めっちゃ適当な占いをするヤツ。 以下台本 松浦 私、オンライン占い始めてで… たな 大丈夫ですよ何占います? 松浦 今の彼氏と結婚したらいいか悩んでて たな なるほど〜何で占います? 松