マガジンのカバー画像

スピリチュアル

521
運営しているクリエイター

2023年11月の記事一覧

2という初期設定

よく通る声が初期設定され、たくさんの人にわかりやすく話を伝える資質を備えていて、周囲の誰もがこの人を「プロ」だと認識したとしても、当の本人が特に努力をしたわけでもなく、人前で話したくもないと言うのであれば、その資質は生かされることはなく、場合によっては呪縛になります。やりたくないのに、事あるごとに人前に引っ張り出されるからです。人前で歌える声を持っているのも、目の前のことに集中して何年も走り続けら

もっとみる

絶対と相対

自分を中心にしてすべての物事を見て、自分を通してのみ理解することができるのは、必ずしも自分に閉じこもっているわけではなく、どの層に立ち、意識がどこまで広がっているかによって、地上に閉塞していることもあれば、地上から見れば解放されているようにも見えるものです。解放されているように見える層にも飽きれば、やはりより高く広い視野へと向上したくなるはずです。

この世界の閉塞性とは、主客を維持し、あれとこ

もっとみる

象徴解釈を習得する

「象徴解釈は、どうやってできるようになったのか」と聞かれることがあります。意識レベルの話を別にして説明するとするなら、やはりタロットカードと占星術、生命の樹を学んだことにあると思います。中空で考えることや、象徴を象徴のままに扱い、そしてまた、より実際的な内容にダウンサイズすることは、占星術、タロットカード、生命の樹を扱うことによって習得できると思います。私の場合、もともと象徴の中に生きているような

もっとみる

21世界のカードの自由

本質的自己を生きる場合においても、やはり四元素のどれか一つに自己同一化しています。この世界で生きるためには陰陽化している必要があり、どれかの元素に自己同一化して生きています。ではペイジとナイトの違いは何かと言えば、四元素に振り回されていないことです。自己同一化しているものは自覚できず、その他のものを、まるで自分とは関係のないもののように扱うものですが、本質的自己を生きるナイトの場合、世界は自己分割

もっとみる

夢という激流

エーテル領域は川の激流のようなもので、意図を持ち、意志を突き刺さなければ、流され、流れてゆくものをただ見るだけになります。ぼんやり浮かび上がる藻を掴むように夢の印象が生まれ、これが何なのかわからずただ見つめ、また流されていきます。意図を持つことで、激流に杭を打ち込み、任意に流れを生み出すことができます。エーテル領域で意図を持つことは、夢の中で自由に動けるということで、この自由というのは、起きている

もっとみる

眉毛と4の格闘

眉毛が繋がっている夢をよく見ている時がありました。「なんで私たちは眉毛が繋がってるんだろうね。」と言っていたり、「眉毛は繋がっている方がいい」と言われて繋げられたりします。横線一本になる眉毛は4に関係するようで、つまり個人の意志や個人の主張を表すようです。一本筋が通っている方が、縦軸との折り合いがいいようで、なんでもお任せにしようとするのは4の性質からはズレるみたいです。「私はこういう人だ」「私は

もっとみる

創造行為

夢は、その人が持っている情報によって作られています。肉体に近い階層の夢であればあるほど、ごく個人的なものになります。その窮屈さというのを20代の頃は感じていて、どこまで行っても自分しかないような閉塞感に陥るときがありました。どんなに見たことがない生き物や風景を見たとしても、それはどこか知っているもので構築され新鮮さがなく、果てしない自分という世界にうんざりするような感じです。若かった私は、その閉塞

もっとみる

死後のリハビリ期間

今までまったく意識したことなかったけれど、最近、死んだ人がその後どうしているかを見かけるようになったというか、夢で遭遇しては、何かと関わっています。「私の本当の仕事は詐欺師なんだ」と言って、これまでの色々を脱ぎ捨てて解放されたように自由になる人がいれば、その人に対して「そういうことなら他の設定も変わってくるので」と言って調整していたり、死んで自由になって挨拶回りをしている人に対して、惜しんで涙を流

もっとみる

「思った通りに生きている」の先へ

ものすごく当たり前のことですが、「目の前に広がる現実は、自分が望んだものだ」というのは、楽しく幸せに生きていることももちろん、自分自身が望み、心に描いたものだということです。「まずは目の前にある現実を受け入れる」ということは、「私は幸せだ」と認めることでもあります。幸せであることを認められないと、思った通りに生きていないと言い張ることになります。また本音を閉じ込めて、本心とは異なるものを思い描くと

もっとみる

シャーロックとモリアーティ

「新一はモリアーティだった。名探偵コナンはマッチポンプで自作自演だった。」というのが、今日の旦那さんの夢です。シャーロックはモリアーティであり、モリアーティはシャーロックでもあり、光と影は背中合わせで切っても切り離せず、陰陽化した世界はこの二人によって作られ、ストーリーが展開します。自ら事件を起こし、自らその事件を解決し、これを繰り返します。旦那さんはこの夢に、ちょっとしたショックを受けていました

もっとみる

6恋人と19太陽

「夫1人妻2人で結婚式をして、アレ?と現実の私は思ってたけど、夢では絶対3人で結婚する!それが当然だ!と思ってた。」とパスワークのためのタロットカード講座を受けている人からメールが来ました。ちょうど6恋人について話した日の夢です。

6恋人の下の三人は、真ん中にアダムがいて、その左右にエヴァとリリスがいます。アダムが選んだ方がエヴァ、選ばなかった方はリリスになります。一方は光の側に、もう一方は影の

もっとみる

母から自由になる

どんな母と子であろうと、良くも悪くも「母に愛されたかった」と感じていることは、わりと誰にでもあります。毒親と呼ばれるような母に対して、「この人に求めてもそんなの無理だし、愛されたいなんて思わない」と思っていても、幼い自分は愛されたいと感じていたかもしれません。「あのときこうして欲しかった」とか色々あるはずです。母には無理だったと認めることが必要なのではなく、「愛されたかった」ことを認めるだけで、母

もっとみる

今を生きる

自由になっていないもの、いつでも気になっているものがあるなら、その理由を掘り起こせば、まだ回収していない自分が出てくるものです。自由になったつもりで、なにも気にしておらず、何にも支配されていないと思っていても、進化するにつれて明るみになり、「気づき」を得るものです。それは辛いことでも否定的なことでもなく、積極的で能動的なものです。「まだこんなことをしているのか」とか「もっと知りたい」「もっとこうな

もっとみる

なんでもあり

昨日講座をしていて思い出しましたが、たぶん高校生のとき、「人生なんでもありにしよう」と決めました。それまでの生き方が慎重で不安に満ち、「先々のことを考えなければ」という姿勢だったので、「どんなことが起こってもそれを受け入れよう」という姿勢に変えました。そこからの生き方には「なんでもあり」の姿勢があるので、計画してその通りに事を進めようとしたり、予測したことをそのまま体験したり、可能性を限定すること

もっとみる