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嘘をつきたければつけば、つけばいいけれど。「隠す」ことに安心したり、反発したりひとりで揺れ動いているあなたは、もったいない。

ささいな嘘をついたり、
言うことを言わなかったり、
大丈夫なフリをしたり、
無理をしてしまったり、

本当の自分を
隠してしまうことがよくあると思う。

わたし自身もとても嘘つきで
自閉症な自分をとにかく隠すために
「こういう人として生きよう」と決めた人が
かなり自分とかけ離れていたから
24時間365日のうちのほとんどが嘘。

一人で、旅をしている時くらいが
本当のわたしだったかな、と思う。

やましいことがある時の
「隠したい」や
見栄を張りたい時の虚栄でもない
どうでもいい嘘もつくことが多かった。


わたしがこうであることは
個人的な性格や
心の病もあるけれど

女性というのがそもそも
社会にずっと隠されてきた存在だから

無意識的にわたしたちも
自分を隠すことに応えているし、

隠すことに安心を感じるように
なっているところは多いと思う。

ずっと「見えない存在」でいることを
期待されてきたから

「隠されるべき存在」と期待されていることに
従っている部分と、反発する部分との間で
揺れ動いているような状態をずっと続けがちなんだ。

そんな期待に応えたり反発しているだけの自分を
自分だと勘違いして、自分を知らないままに
生きていると、とても生きづらいと思う。

せっかくの「いいところ」や「個性」を使える
自分の居場所さえ隠してしまうことになるから。

せっかく、「発達障害」といわれる「特性」が
あって、だからこそ生まれた「他人にはないいいところ」
「補い合えるところ」があるのに
それさえも隠すことになってしまうから。

ささいな嘘をつくことなんて
誰も責めないし、どうでもいいし、
つきたいのならつけばいいし、

そんなことで離れたり、嫌いになったりもしないけれど、

「隠す」ことに応えたり、反発している自分を
自分だと思う勘違いは、終えた方がいいよ。

それは、あなたではないのだから。

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