家と病気と親と介護と人生のお話し
皆さんこんばんは、お久しぶりです。
自身の病気について投稿して以来殆ど
活動していなかったので、文字を起こすが久し振りなので緊張しております。
今回は私の私生活の現状とそれに関連する社会問題を混ぜて色々と話して行こうと思います。
私は現在20代半ばで現在は家業の手伝いをしつつ実家暮らしで営みを得ているのですが、
元々は高校を卒業してすぐに近くの町工場で働いておりました。
当時18歳だった私としてはしばらくはここの工場で働き続けようと考えていたのですが、働き始めて3ヶ月がたった頃に父方の祖父が脳梗塞で倒れ、祖父が経営していた不動産業に莫大な借金が在る事が発覚し父親からその返済と相続を手伝ってほしいとの連絡があり、急遽私は会社を退職する事になりました。
振り返ればあの時その話を断ると言う選択もあったかもしれませんが相続放棄をするとなると私の実家などその他諸々が無くなってしまい、同時に父親の社会的信用も失う事に繋がる程の事態になっていたので仕方が無かったと言えばそうだったのかもとも考えます。
その後は私の父親は飲食店を営んでいる為、店の手伝いをし、深夜から早朝にかけ不動産の物件の見回りをし、家賃回収や産業廃棄物の処理や夜逃げした人の不用品回収をしたりなど3年ほど奔走しておりました。
しかしその半ばで母親が腎臓病にかかってしまい、そのサポートも同時並行で行わなければならなくなりました。
今振り返ると本当に良くやったと思える程必死にやっていたと思います。
しかし現状は良くなっているのかと問われると決してそうではなく寧ろ悪化しているとも取れます。
借金や相続などの問題はある程度解決したのですが、父親はその時のストレスや恐怖からか、不動産管理における物品の購入などに歯止めが効かなくなってしまい、買い物依存症となり、実家は物だらけなってしまっています。
母親の方も糖尿病も患ってしまい、夜中に頻繁に脚が吊り苦しんでいます。
家業の飲食の方も忙しくはあるのですが、原材料高騰もあり、この先を見据えると中々に堪える事があるのが現状の日々であります。
では一旦私の家の現状と社会問題を照らし合わせて見ることにしましょう。
まず、家族が無くなった時に発生する相続の話ですが、多くの方は私達家族は仲が良いしなるようになると考えているか、兄弟や親戚とは疎遠だから関係の無いことだと思われているのかも知れません。
しかしいざその時が来ると、仲の良かった家族は今生の別れになるし、関係無い所で保証人になるしと散々です。
私が経験し痛感したのはやっぱり親と兄弟とはお金と相続する物の話は嫌と言うほど話した方が良いし、それで前もって揉めるくらいが丁度良いと思いました。
私が一番辛かったのは祖父の家の残置物や不動産物件にあった産業廃棄物の処理でした、知らない人からすれば適当に粗大ゴミで纏めれば持って行ってくれるんでしょ程度だと思っているのがも知れませんが、そうではありません。
実際に産廃工場に持ち運んでもエコによる考えでこれはダメあれはダメこれは拳大に細かくして指定の業者に有料で回収してもらってなど費用も時間も馬鹿になりません。
もちろん不用品回収業者にお任せすれば代わりやってはくれますが皆さんが考えているほど安くもありません。
それと同時並行で遺産金などがあれば兄弟や親戚などで大いに揉めます。勿論相続人やその配分を親が前もって決定していてもです。
ですので早い内に相談なり話し合いを持ちかけるのが吉です。
次に介護の話ですが私に被せて考えると母親のサポートが正に現状であります。
現在の私の生活スケジュールですと
AM6:00 起床
AM6:30 発汗トレーニングの為サウナに行く
AM8:30 帰宅し正午まで店の仕込みをする
PM12:00~13:00 昼食を取りつつ母の様子を見ながらマッサージなどする
PM13:00~16:00 仕入れなどで外出する
PM16:00~AM1:30 家業の飲食の仕事
AM2:00~AM3:00 母親の身体のケアをしながらご飯を食べ、寝付くまで近くで様子を見る。
AM3:00~AM6:00 就寝(念の為に枕の隣に携帯を置き何かあればすぐに駆け付ける状態にしておく)
大体このような生活感になっております。
まずこの生活で何が辛いかと言うととにかく眠い事です。
そしてそれ以上に母親が痛みに苦しむ姿と泣き喚く姿が辛く感じます。
勿論常にその状態ではありませんが1日の内に何度も起きます。
そしてこの様な生活を続けて行く上で起きてしまうのが私自身の健康の問題です。
ここ最近、持病の関係もあり動脈硬化を患ってしまい、何とか自身の身体と付き合っている毎日です。
現状母親の年齢がまだ比較的若い事もありヘルパーなどのサービスなども受ける事は難しい為にこの生活スタイルとなっております。
介護問題はここ近年周知の事実となっておりますが、実情はもっと残酷であり報われない物であります。
最初の方は皆さん仕事と両立しながら親の介護を試みるのですが殆どの場合5年も持ちません。
そして人知れず互いに終わりを迎えてしまうのが現実です。
私自身答えは見つからないですし介護施設なども勿論考えておりますが、入居費用や月費も高額なので色々と模索している最中であります。
それに先程も述べましたが私自身の身体の事もあるので本当に厳しい限りです。
ですがこんな私だからこそ言える事があります。
ありきたりかも知れませんが、自分の健康の事、親の終末の事、お金や相続の事、その全ては早いうちから考えおくのが後の自分の為になります。
それでは皆さん、
互いにそれぞれの持ち場で身体に気をつけながら頑張って行きましょう。
ありがとうございました。