子どもたちの元気を引き出す2
教室で取り組んでいる「子どもたちの元気を引き出す取り組み」について、1日1本紹介していきます。
★紙飛行機大会
目的・・・「自己選択・自己決定」の体験。
紙飛行機大会に向けて、
「何を使って」
「どんな飛行機を」
「だれと」
「どこで」
「どう作る」
を自己選択・自己決定して紙飛行機づくりを楽しみましょう。
ものづくりはとても楽しい時間。
でも、「何を作っていいよ」では困る子も。
「紙飛行機大会」というゴール(目的)を設定し、目標(目に見える標)を一つひとつクリアーしていくイメージで進めます。
方法
①【ミニレッスン】5分間
「今日は紙飛行機大会をします。紙飛行機って作ったことある?」
「今回は、一番遠くに飛んだ飛行機が優勝です。」
「条件を説明します。」
・どんな形の飛行機でもよい
(紙を丸めただけのものは飛行機と呼べる?→NGとする)
・大きさは問わない。
・紙以外のものを使うことも認める(発射台、カタパルト等)
・仲間と相談したり教え合ったりしてもよい
・エントリーできるのは一人一機とする
「10種類の紙を用意しました。どうぞ自由に選んでください。」
◎A4・A3、B5・B4サイズのコピー用紙
◎折り紙
◎画用紙(8つ切り・4つ切り等)
◎ケント紙
◎工作用紙
◎模造紙
◎その他(段ボール、ボール紙、板目紙等)
「その他の材料も用意しています。」
◎輪ゴム
◎割りばし
◎紙コップ
◎紙皿
「25分後、大会開始です。」
②【ひたすら作って試す】25分間
よく飛ぶ飛行機の作り方を知っている子に尋ねたり、ネットや本を使って調べて作ったり、自己選択・自己決定しながら作ります。
試作品ができたら、どんどん飛ばしてみます。
③【共有する時間】15分間
紙飛行機大会開始!場所は体育館。
ステージの上から飛ばします。
3回戦くらいがいいです。
よく飛んだ飛行機がどんな飛行機か紹介してもらいましょう。
終了後、教室に戻って振り返りを書きます。
「第二回紙飛行機大会やりたい人?」
どっと手が上がります。
「では時間を空けて、来週やりましょう。それまでに、いろいろ調べて試して作って飛ばしてみてね。」
はまる子が出始めたら、勝手に探究が進んでいきます。
おすすめです。
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