「チャンスの神様は前髪しかない」って言い出したのは誰ですか?
フランスのことわざですか?(知らんけど)
まあ、とにかく、「チャンス」というのは、信じられないほどの高速でレーンが流れる回転寿司のようなもので、
「さっ」と手を出して、それを掴まないと、
再度巡ってくるか分からないし(誰かがその皿を取ってしまうかもしれない)、
二巡目にやってきた時には鮮度が落ちているだろうし(あの時、やっていれば、と思うほどにタイミングがずれることもある)、
あるいは、
売り切れるかもしれない(皿ごと引っ込められて二度とそのネタは回ってこないこともある)。
というわけで、
「よし、来た!」
と目の前にチャンスがやってきたら、
まずは、
「はい、やります」
と答えてしまったほうがよい。
それがチャンスの掴み方だ。
では、そもそもチャンスが巡ってくるにはどうしたよいか?
種まきである。
「こういうことに興味持っているんだ」と喧伝しまくる。
「こういうことを始めました」と動きまくる。
ナイショにせず、どんどん周囲の人の目に触れるように、アウトプットしていく。
すると、
「あいつ、こういうこと、やりたがっていたな」
「あの人、これに興味あるっぽいな」
と周囲が認知してくる。
そして、ある時、突然、唐突に、
「●●をやってみる気はあるかね?」
と誰かに声を掛けられる。
その時が先ほどの「超高速回転寿司で勝利する法則」の出番である。
「はい、やります!」
と即答する。
できるかどうかわからなくても、
成功するか分からなくても、
「はい、やります!」
といって取り組めばよい。
同様のチャンスは、きっと二度と巡ってこない。
後悔先に立たず。
航海するなら今日が船出日和。
そういうことである。
折角のチャンスを棒に振った人を沢山見てきた。
『あ~あ、断っちゃったよ。勿体ない』
と思う人は、だいたい似ていて、
・時期尚早、もうちょっと実力がついたら
・今は忙しいので、もう少し時間ができたら
・私なんかでいいんですか?
などという反応をする。
やってみないと分からないのだから、しのごの言ってないで、やればいいのだ。