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講師の「私がやりづらいし、やりがいを感じないのでカメラonにしてください」というセリフが苦手ですw

講師として研修やセミナー、講演を担当することのほうが、自分が参加者の一人になるよりうんと多い、という職業についているわけですが、2020年から”当たり前”になった「オンライン研修」は、実施側も参加側も「こういうやり方が一般的だな」というところに落ち着いてきた感がありますね。

2020年は、「全員、Muteにしてください」とお願いしても、「子どもの
声」「わんこの声」はたまた、「夫婦で揉めている声」などが入ってきたりして、それを主催者側が「muteにしてください」と何度も言っているのを見ると、「ホスト権限で全員muteにすればいいのに」と思うこともよくありました。とにかく、実施側も参加側も、あたふたしていた1年くらいだったのかと。

しかし、今では、そんな事件もほぼ起こらず、誰もがオンラインのセミナーなどに慣れました。

さて、そんな昨今、「カメラon、off問題」というのがありまして、たとえば、私たちが講師を務める際、主催者側から「カメラonかoffかというルールはありますか?」「講師のご要望は?」と訊かれることもあります。

私は、「貴社のルールがあるならそれで。講師としては、offでよいです。ただし、グループワークなどで参加者同士の対話、ロールプレイなどの時間だけはカメラonにしていただきたいのです」ということを伝えます。

自分が参加者であるとき、結構な頻度で
「顔を出してください」
と言われることがあり、毎度、「え?メンドクサイな」と思うのです。

大勢の顔がたとえば49コマ画面に並ぶって、これ、非日常の何物でもない!
対面講座でこんなに多くの顔を一度に見ることはない。
なので、カメラonのセミナーに参加する時は、とにかく、各顔が気になる。
もうほとんど視覚的なノイズでしかない。

「逆光で顔が真っ暗だな。ご自身は気にならないのだろうか?」
「なぜ、おでこだけが映っているのだろう?」
「ん?このバーチャル背景は、何?キャラクタ?何なに?」

など、考えようとしなくても、つい、脳内で思考してしまう。

研修とかセミナーとか、学習目標の達成が一番の狙いなわけで、それなのに、大量の参加者のカメラonで、とてもnoisy!!!

というわけで、私は、「カメラoffでいいっすよ」派ですが、皆さんは講師の時、参加者の時、どうしてますか?

・・・と書いて来て思ったのですが、対面講座で一番前、もしくは前から2番目くらいの席に座るのも、多くの後頭部を見ることが、noisyだからだ、ということに思い至りました。

脳内で処理する情報を減らして、学習そのものに集中するためには、余計な視覚情報をシャットアウトする、のは、以前からやっていた私でした。

そんなこんなで、カメラonoff問題が、今朝のVoicy。



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