50代以上のキャリア研修は、ガチなものより、遊び心のあるもののほうが受け入れやすい(実感)。
「50代の方向けに”キャリアの研修”を準備したので、基本的には、参加必須でお願いします」
といったアナウンスが突然あったら、
「わーい!待ってました!」
よりは、
「え?なに?なに?」
とか
「とうとう来たか。肩たたき」
と思う方の方が多いのではないか。
世に「たそがれ研修」という異名を取る(揶揄される)研修もあると聴く。
ひえー、と思うのも当然である。
実際に、「50歳からのキャリアプラン」のワークショップを担当した時、
「どんな研修なのかと思ったよ」
と昼前くらいにようやく笑顔を見せてくださった方がいらした。
朝から険しい顔をなさっていた方だ。
わかるわかる、私だって受講する側なら、そう思う。
これは、経験はしていなくても、噂として聴いている、ろくなことはないのだろうな、という長年の知識(主に耳から入ってきた情報)からの判断なので、警戒するのも無理はない。
ここ数年、就業期間がどんどん伸びていることもあり、50代以上の活躍を真剣に考え始めた企業が増えてきて、そんな時、脅すような研修をしてもまったく逆効果である。
どんな場合でも、北風よりは太陽。
そんな話をした今朝のVoicy。
2018年に共同開発して、2023-2024年に改訂して提供しているワークショップです。
自分が受けたいものを作りました。