自分の人生に要らないものをどんどんそぎ落としていく60代。
「運転免許自主返納」は、どちらかというと、同年代の知り合いに驚かれた。でも、私としては、使っていないから返納しただけであって、運転が不安になってきたから、とか、危険なのでといった理由ではない。
不用品を断捨離するようなイメージである。
驚いた人というのは、「えー、まだまだ運転できるよね、60代なら」という理由だったと思われるが、そもそも最後に運転したのが27歳の時なので、今からまた運転するなんて全く考えられないのだ。
というか、20代の頃でも、「こんなデカいものを自分が動かすなんて」とずっと自動車と自分のサイズ感に違和しかなくて、なので、運転ができないことが悲しいとか寂しいといったことは全くないのである。
で、その運転免許返納の後の話なんだけれど、「運転経歴証明書」なるものを1100円払って作ってもらっているところで、1月末には郵送されてくると思われる。これを持っている&65歳以上となると、様々な優待特典があるらしい。
小冊子を眺めてみると、「美術館や博物館の優待」がある、ということが分かる。(限定的だが)
他にも、高齢者向けらしい「墓石優待」(!?)、「補聴器優待」(!?)などがあって、なるほどね、とその小冊子をペラペラと眺めた。
※以下が、特典一覧。随時更新されている模様。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/kotsu/jikoboshi/koreisha/shomeisho/support.html
運転免許をもっともっと返納してほしいなら、なんかとてつもない魅力的な特典をつけたらいいのになと思ったりする。
何だろう?
杉良太郎リサイタル、チケット優先手配可能、とか、かな。
氷川きよしとかマツケンなどもよいかもしれない。
免許は手始めであって、60代は、余計なものをそぎ落としていく10年になろうかと思う。人生に必要なものってそんなに多くなさそうだもの。
今朝のVoicyでは、「免許返納」の話をしてみた。