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Photo by
voice_watanabe
出社が嫌なんじゃなくて、通勤が嫌なんだ。
出社して、オフィスで仕事をすることが週1回くらいある(以前は、月2回くらいだったので、最近、頻度が上がった)。
オフィスにいれば、いろんな組織の誰かとなんとなく会話することがあり、それが、ほっこりする機会になったり、仕事へのヒントや活力を得たりと、それなりにメリットがある。
多くの人と関わることで、自分の視野が広がったり、異なる視座を得たり、こういう視点があるんだ!と驚いたり、とするので、オフィスにいて仕事すること自体の意義はとてもわかる。
ただ、この5年、在宅勤務にすっかり慣れ、通勤をしなくなって思うのは、朝晩の混雑した電車で心身ともみ摩耗するのは、もうたくさん!ってことである。
もう、40年も満員電車に揺られ、揉まれまくってきたので、今さら、出社とかオフィスでの仕事が嫌なんじゃなくて、通勤が嫌なんだー!
どこでもドアがあったら、もっと気楽にオフィスに行くんだけどな。
だれか、発明してくれないか?
色んな企業が出社にシフトしていると聴く。上記のようなメリットがあることも私も分かるので、なるほどと思う。
一方で、それが必須になると、むむ?とも思う。たとえば、「週1回は必ず出社」とか「原則出社、在宅は事前申請」などとなると、ぬぬ?と思う。
これは、私だけじゃなくて、どの職場でもよく聴く話である。
皆、たぶん、通勤が嫌なんだ。
その心身の疲弊、披露だけじゃなくて、その時間(都内だって往復2時間くらいはとられる)で別のことができるよね、と思ってしまう。
働き方が多様になった中で何がベストかは、きっと答えが出ないだろう。
ただ、もう、完全にコロナ以前には戻らないし、その中で、それぞれの仕事の特性や職場の特徴に合わせて、調整しながら、折り合い付けて、みんな、働くのだろう。