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国家検定2級キャリアコンサルティング技能士試験(面接試験、失敗と修正)③

技能士2級、奇跡的にというか、ぎりぎりで、というか、たぶん、合格者の中でも最低ラインでの合格だったと思われるが、1回目と2回目では、だいぶ、勉強や練習も本番でも違っていた面は、確かにある。

ただ、それは、「点数が多少は上がるだろうな」と言う予想でしかなく、「また、落ちた。次は、2024年12月かー」という気持ちを切り替えたほどだったので、これで多少気が楽になっただけで、手放しでばんざーい、合格だーという感じでもない。

わたしの周囲の合格者たちも、
「なぜ合格できたのだろう?どこがよかったのかは、自分でもよくわからない」
と言い、
「嬉しい!と言うよりは、解放された!というほうが強い」
とも言う。


何が正解かわからないむずかしさ

この試験のむずかしさは、「何が正解か」分からない点にあると思う。
もちろん、人と人との関わりなので、「唯一の正解」はないし、試験官は人間だし、人間が見ていて採点あるいは評価をしているのだから、その試験官がどこをどう見ているか、という面でも、相性みたいなことだってあるのかもしれない。

模範回答も発表されないため(試験の性質上、それは、正しいやり方だとは思う)、1回落ちると、2回目に向けて、何をすればよいのか、と迷子になってしまった。

合格してみて、「これをやればよかったのね」と言うことまでが分かったわけではないが、1回目よりはうんとマシになったというか、成長は出来た。

2級ってもっと養成講座みたいなのをちゃんとやればいいのに!と思っている。
(ちなみに、更新講習の技能講習は、前回の21年更新時は、「むむむ?」という内容のものが多く、もっとスキルアップできるものがよいなぁと思ったものだった。詳細は語らないが)

1回目受検と2回目受検で変えたところ

さて、1回目の面接試験と2回目の面接試験。

何を変えたか。

1回目は、ひたすら職歴を聴いてしまった。ただインタビューしている人、みたいになった。Voicyの対談じゃないんだから。

2回目は、それをやめた。できるだけ「今」にフォーカスしようと考えて、トライした。今困っていること、今の状況、そして、そこから先に進むためにどうするか?・・・

20分のロールプレイでは目標設定を提示してみたところで、相手が不服そうな顔をされ、結局、目標の合意に至っていない。(←こういう人でも合格しているというのは一つの光明かもしれない)

ただ、口頭試問で、「できなかったこと、と、続けるならやりたいこと」は1回目試験よりも具体的に、そして、話の流れに沿って答えたと思う。(緊張していたので、細かいことは覚えていないが)

今回の合格率は、実技16.8%である。
同一時間帯には、会場に50人くらい集められていた気がするのだが、
その中の8人程度しか合格しない・・・って、そりゃ、無理だよね、と気後れするものだ。

口頭試問まで気を抜くな、手を抜くな

1回目の失敗と2回目の修正、詳しくはVoicyで話したので、聴いてみていただきたいのだが、「口頭試問までが試験」ということを肝に銘じたほうがよい。

目標の合意に至らなかった瞬間に、「思わった・・・やっちまった・・・」と思った。しかし、口頭試問で、見立てたこと、流れなどを説明し、また、失敗した箇所もきちんと述べたことでぎりぎり「60点にしておこう」となったような気がする。(気がするだけで、確証はない)

この「受検記録」がどなたかの役に立つのか、全然分からないが、私は、受検勉強中、いろんな方の落ちた記録、合格した記録などを読んで、励まされたり、ほっとしたり、頑張ろうと思えたりしたので、何度も言うけれど、これは、自分の記録のためでもあるし、恩送りでもある。


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