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[ネタばれなし]『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』を観た話

タイ旅行の記録がちっとも書き終わっていないが、並行して日々の記録も書いていきます。つまり旅行記の完成は遠のくばかり。
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映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』を観に行ってきた。

『ファルコン&ウィンターソルジャー』を経て、サム・ウィルソンに引き継がれたキャプテン・アメリカの物語。

私はかれこれ17年に渡り、『マーベル・シネマティック・ユニバース』(以下MCUと表記)の熱心なファンである。
特にMCU版スティーブ・ロジャース=キャプテン・アメリカを心から尊敬していて、自己犠牲の精神、清廉潔白な人間性、どんな窮地に立たされても諦めない闘志に心酔している。プレゼンしたいキャプテンの素晴らしさは山ほどあるが、これを一つずつ書き始めると明朝の仕事に遅刻する可能性があるため割愛する。とにかく実生活で厳しい選択や困難に迫られた際、「キャプテンならどうするか」を判断の基準にするほどリスペクトしている。40歳を超えたおじさんがバカみたいなのは承知のうえだ。

MCUには『エンドゲーム』以降、例のマルチバース構想(多元宇宙、自分たちの存在する世界と並行して無数の世界が存在するという考え方/設定、つまりほぼなんでも有りルール)が控えめに言ってもとっ散らかりまくりの感は否めず、がっかりさせられることも。正直なところ、近年はかなり不安を感じながら映画館に向かうことも多かった。

結論から言うと映画は大満足で、熱くなって拳を握りしめたり、感極まって涙を流したり、映画に夢中になるあまり、雑に食べたポップコーンの破片がインナーシャツの内側に滑り込んでなんかチクチクしたりと大騒ぎであった。

第二次大戦の英雄にして、強いアメリカ白人の象徴たる存在であったスティーブ・ロジャースは去り、新たにアメリカ国民の期待と星条旗を背負うことになった黒人。あくまで「違って当然の他者」との対話を優先して事態の解決を目指す、超人ではない、生身のヒーロー像。
やはりキャプテン・アメリカは最高だった。

スティーブ・ロジャースとサム・ウィルソン、人間としての模範が2人になった私は、ぐっと真人間に近づくことができたはずだ。

MCU未体験の方も、ぜひ今からディズニープラスに登録、3日3晩を寝ずに費やし、17年分30作品以上を網羅して映画館に向かって欲しいところだ。

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