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勇気100%の歌詞が苦手だった

そうさ 100%勇気 もう頑張るしかないさ

っていう歌詞が私は小学生の頃から苦手でした。

またその「頑張るしかないさ」のとこのコードがマイナーコードで

嫌な感じ、というか切羽詰まった感じがして泣きたくなる

というのが小学生の頃の思い出。


忍たま乱太郎は好きだったけど、オープニングのとこだけは

ミュートにするくらい嫌いでした😂

小学生にして、「頑張るしかないなんて当たり前に知ってるよ!」

と耳を塞ぎたくなったものです。


今日はそんな勇気100%が苦手な私が書いた反抗曲についてです。

知らんわ、そんな曲!というあなたも、

今心情的にしんどい方がいればよければご覧ください。
意外と人生哲学かもですよ(嘘です暇すぎたら呼んでもらえたら1ミリくらいは参考になるかと思います)



さて、そんな私は16歳で作曲を始めることになるのですが

その後もこういった類の曲は苦手で。

これがZ世代?ゆとり世代?なのでしょうか。


本当に頑張れって言われる曲が苦手すぎて

でも明日の自分の支えになる曲が欲しくて

じゃあもう自分で書いちゃえ!ということで

書いたのが、こちらの曲。


(ここからしか聞けない曲なのでよかったら聴いてみてね)



明日を生きるための「ヒント」として書いた曲でした。

この時期、周りの大人が本当に大人らしくなくて。

気に入らない女の子をいじめて水をかける男性社員、

下着と谷間を見せながら出勤するぶりっ子だけを優遇する社員(観光ホテルの受付ぞ!?!?)

不機嫌なのをめちゃくちゃ表に出して周りをコントロールする社員。


みたいなクソみたいな大人がいる職場が

当時掛け持ちしていたバイト4つのうち3つにいて

体力的にも精神的にも限界で毎日死んでた時の曲です。


ただでさえ勇気100%でうわぁん!!😭ってなるような

繊細なガラスのハートの持ち主だったので正直結構堪えてました。笑


そんな時に学んだこと。

自分が思うより他人はそんなに気にしていないこと

必要以上に悩んでも何も変わらないので

その問題や人と対面するまでは意図的に忘れること


「大人」なんていなくて、みんな大人のふりをしていること

最初から全部決まってると思えば楽なこと

偉そうに語るやつほど大したことないこと


それらを全部詰め込んだのが、このヒントという曲です。

嫌なことから目を逸らす 人はそれを嘲笑う
だけど必要じゃないなら 無理はしなくていいんだから

ヒント

勇気100%の反省が活かされてるのはこの部分ですね😂

必要じゃない嫌なことからは逃げていいんだ、

無理しなくてもいい、頑張るしかないなんてことはないんだと

自分で書き直したのがこの部分です。

ゆとりだってやっぱり思われるのかな?


この先嫌になることはたくさんと 誰もがそんなこと頭でわかっている
偉そうに語る背中ほど小さいよ 今日は少しこのまま目を逸らそう

ヒント

この時期また特に言われたのが

「社会人になったらもっと嫌なこととか大変なことはあるのに」

「今の学生の身分でそんなの言ってたらどうするの」

ってことでした。

そんなこと言う人ほど、同じ思いはしてなさそうだなと

当時言わなかったけど思ってました。

私の何を知ってるんだ、とも。



社会人の今になって振り返っても、この時のストレスの方が

よっぽど酷かったよな、と思います。

(まあ現職の上司があまりにもいい人なのもあるかもですが…)


幼い日々や愛された記憶をたどり 
この先へと進むことがもう嫌になることもあるし
独りぼっちの昼の部屋の安心感と虚しさにも 
外に出ることを拒みそうになるんだ

ヒント

この曲の構成はAメロで弱音を吐き、Bメロでちょっと変わろうとして

サビでいやでも、こう考えよう!と述べてる(論文か?)という構成で

この2番のAメロが最たる弱音です。笑


幼い頃や幸せだった日々を思うと

もう悪化するだけなんじゃないかと悲観的になったり

家にいる時の日差しの暖かさに安堵しつつ

こんなことしていても、という虚しさに襲われる

そしてもう社会に出るのが嫌になり…ません??笑


だけど時間はすぐ心を塗り替える 
今までも今からも きっとずっとそうだよ
どんなこともいつもはじめから決まってる 
変えられるものはそう、ただ一つ この心だけ

ヒント

私のこの時の座右の銘(?)は

「状況は変わらなくても気持ちはいつか変わる」

どれだけ酷い状況でも、それが続けば慣れていくだろうし

そのうちに変わりたいとか、抜け出したいという気持ちは

いつか限界を超えた時に湧いてくる、というのを知ったから。

(これは詳細は語れない話だけど)



“大人”なんてきっとどこにもいない世界 誰もが弱さを“大人”の仮面で隠す
君が首を絞める理由の全てはきっと 見栄を張る世界のここにあるはずさ
僕がきっと全部変えてみせるから

ヒント

先ほども書きましたが、「大人」なんて

ちゃんとした大人はどこにもいないんだと思います。

どこかみんな子供っぽいところを持っていて

なのに、都合の悪い時だけ「大人であること」を押し付けてきて

人を苦しませる人がいる。

そう思えば良いのだという悟りの結果です😂




私の曲にはあまり直接的な表現はないのですが

珍しく「首を絞める」という表現を用いています。

私もずっと自殺したい人間だったので

こう思うのは「大人」を都合の悪い時にだけ押し付けてくる人

それが悔しくて答えなきゃ負けだと思ってしまう自分

双方の見栄の貼り方が悪いと思って書いたフレーズでした。

そして、これを歌いながら共有して

いつか一緒にそう思ってくれる人がいればいいな、と

最後に「僕がきっと全部(君の苦しみの理由を)解いてみせるから」

と書いて締めたのでした。


一見すると、リズムも雰囲気も明るく能天気に聞こえる曲ですが

ガラスのハートだった私が当時は必死で

自分が生きるための「ヒント」として書いた一曲です。


身振り手振りをつけながら歌うのが

可愛いと評判の曲です😉(自分で言うな)

3月はインドから帰国してライブするので

よければ来てね😉

2024年3月2日(土)昼 @京都 山科 カフヱのちオンガク室
初のミニワンマン?ファンミーティング
【かれんと喋ろう!】
開場 13:00
開演 14:00
チケット料金 投げ銭+1プレート(ランチ、またはデザートからお選びいただけます)
出演  田なかかれん/ サポートGt. Ryo
場所 カフヱのちオンガク室(ホームページに飛びます)
ご予約はこちらより!
メールアドレスに飛びます
2024年3月2日(土)夜 @京都 山科 カフヱのちオンガク室
タイトルふざけてるけどガチな先輩お二人をお呼びしてのスリーマン
【そうだ インド、行こう】
開場 16:30
開演 17:00
チケット料金 3000円+要飲食代
出演  かしもとゆか/ 西山小雨/ 田なかかれん with サポートGt. Ryo
場所 カフヱのちオンガク室(ホームページに飛びます)
ご予約はこちらより!
メールアドレスに飛びます


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